アインソフは100%の力を発揮できる「本来の自分に戻る」という意味

株式会社 真 代表取締役

白井 由紀

大人気のビーガンレストラン「アインソフ」を都内で3店舗運営する白井社長。アインソフを始めたきっかけや、気になる普段のお食事、そして健康に対する想いをインタビューさせていただきました。

初めての海外生活。
地域の人達は皆ベジタリアンだった!

本日はよろしくお願いいたします。
まずは会社を設立したきっかけと、事業内容をご説明していただけますでしょうか?

私の会社はアインソフというベジタリアンレストランを3店舗運営してます。また、若い方向けのシェアハウスを運営しており、この2つが主な事業になります。会社は2009年の7月に設立しました。

創業時に最初に取り組まれた事業は、アインソフのレストランですか?それともシェアハウスからですか?

不動産の管理は、会社を作る前から興味がありまして、競売物件とか見るのがとても好きで一度買ってみたいと思っていました。そんな時に、ご縁があっていい物件が見つかり、シェアハウスが増えていったというのが事業としては先です。その後、アインソフのベジタリアンレストランを始めております。

白井社長
シェアハウス運営は、物件を観て回ったり、内装もいろいろと勉強が必要なんですよね?

もともと物件の内装などを見ることが好きでした。この銀座のアインソフの物件も相当古い物件なのですが、古い建物をたくさん見に行って、気に入った物件の室内を私が思うようにコンセプトを作って、好きに直すことができるというのがすごく魅力でした。ただ好きが高じて事業がはじまったという感じです。

物件確保には、相当な資本が必要になると思うのですが、それを女性が社長としてやろうと思うことが、凄いですね。シェアハウスだけに留まらず、アインソフを始めようと思ったきっかけは何だったのでしょうか?

私が高校生の時、母が外国の交換留学生を自宅に預かることをよくしており、その中で気の合う同じ年の女性がいて、私もカナダで彼女の自宅にお世話になったという経験がありました。彼女のご自宅に行くと、そのお家や地域の人たちがベジタリアンの食事をしている地域だったのです。

え〜?!地域で?!

そうなんです。男組、女組に分かれてみんなで農作業みたいなことをしてお婆さんたちが並んで作物の皮を剥いたりしている中で私も女性の組の中に一緒に参加させてもらって作業をしました。お父さんたちは、アインソフでも使っているのですが木の器とかボールとか木工の作業をされて、それを家庭で使っていました。

アインソフでもスープ皿などは、木製の器ですよね?

私がベジタリアンの食事に出会った原点で、木製の食器を使っていたので、私もお店で使わせてもらっています。農業もそうなんですが、彼らの自然に対する尊敬の念みたいなものが凝縮されたような家庭で、木製の手作りの食器に自然の食べ物をみんなで囲んで、みんなで手を合わせて食べるということに、初めての外国生活ですごく影響を受けたのです。

お肉がないとか、お魚がないというビーガンのお食事をアインソフは今提供しているのですが、そのような食事がカナダにいるときは不思議では無かったのです。お料理のレパートリーもとても多くて、とにかく美味しかったんですよ。彼らは自分たちで育てた食材で料理も作ってますし、自分たちが作った作物の皮を剥いてお母さんたちが手作りで作ってくれたスープとか、そんな食事を大人になったら提供できるようになりたいと、十代の頃から思っていました。

その思いから、シェアハウスを軌道に乗せたあと、アインソフを手がけようと思ったんですね。

そうなんです。時期が良かったと思うので、チャレンジしてみようかなと思いました。

白井社長&日下部叔美

ベジタリアン料理が経営として続けられる業態だということを証明したい

ビーガンレストランは、飲食店の中でも狭い領域で、健康嗜好であればあるほど経営が厳しいとも言われていますが、運営上いろいろなご苦労もあったのではないですか?
アインソフ料理写真

おかげ様で銀座店は5年を迎えました。私としては子供のころ、こんなお食事を提供できたらいいなとは思っていましたが、ここまで毎日営業をしなくてはならない飲食店を経営するとは思っていませんでした。お料理や飲食店の経営を学んだこともないまま始めてしまったので非常に苦労はありました。

おっしゃるようにベジタリアン料理や良いものを提供しようとするお店がたくさんあり、私もそんなお店を応援したくてよくお店に食べに行ったりしてきたのですが、ターゲットを絞ってしまっているせいで長く続けるのが難しくなってしまうお店が多いことが私も残念に思っていました。

私はこのベジタリアン料理を日本の多くの方に知ってもらいたいという想いがあって、この仕事をしているので、この業態が経営として続けられる業態だということをなんとか証明したいという想いでやっています。 私はベジタリアン以外に飲食店の経営をしていくという選択肢はないのです。最近は、こういう食事に興味がある方が増えてますし、お問い合わせも増えているんですよ。今41歳なんですが、後に続く若い人たちもこういうべジタリアンのお店を仕事にしたいと思っている人も確実にいらっしゃると思います。

私が絶対に営業し続けて、後に続く人たちもチャレンジできるような道を開拓できたらいいなという思いが強く根底にあります。何があっても歯を食いしばって営業し続けるという想いでやってきました。最初の1〜2年は本当に大変だったのですが、みなさんに知ってもらうまでは歯を食いしばって頑張ろうという思いだけでここまできました。

子供を母乳で育てたくて玄米菜食に

アインソフを営業することで、多くの人に健康になってほしいという想いがあると思うのですが、白井社長が心がけている健康法を教えていただけますか?
日下部叔美

食事は気にしてベジタリアンを基準で食べるようにしてますね。 それから10歳になる子供がいるのですが、子供を妊娠する2年くらい前に玄米菜食の食事をするようになったのです。その理由は子供を母乳で育てたいという思いからなのですが、このような食事をするとサラサラした良いお乳が出ると聞いていました。 大人もそうだと思うのですが、子供にとっても余分な刺激物が入っていない食事を私自身がして、そういう母乳で育てることで、純粋な子供らしい子供になって、集中力も増すと知ったのです。

赤ちゃんのときは100%全部吸収できる状態なのが、食べ物からの刺激などの影響で、その吸収できるはずのスイッチが一つずつ下りてしまうそうなのです。本当は何にでも興味を持つというのが本来の人間の姿なのですが、白砂糖が多すぎるような食事をしていると感情がコントロール出来なくなるなど、いろいろ言われてますよね。そういうものを避けた食事を私自身がして、育てができたらいいなという思いから、本格的に菜食を中心にした食生活になっていったのです。私自身というより子供中心に考えた食事なのです。

お手本のような育児をされていて本当に素晴らしいですね。お子さんも健康でしょうね。
白井社長

健康です。しかし、子供はベジタリアンということではなく、小さいときは私が凝って作っていたので菜食をしていましたが、この世界にはいろいろな食事があって、日本料理、イタリア料理などそれぞれ素晴らしい文化だと思うのです。そういうものを私は否定するつもりはないので、彼(息子)がこの世界に生まれてきてたからには、いろいろなものを経験して欲しいと思っています。彼をベジタリアンに育てたいとは全然思ってなく、生きていく過程の中で、菜食を作って食べてきたことは息子の中に刻まれていますし、私が大切にしてきた食事や愛情はわかっていると思うので、将来、彼が大人になってお食事を選ぶときの選択肢の一つとして、上手な選択ができるようになったらいいなと思っているんです。

それは、お客様にも同じ思いで、毎日菜食をしてくださいと思っているのではなく、いろいろなお食事を楽しむ中で例えば週に1度でも菜食していただくとデトックスになるというか、体調が変わるなって感覚が味わってもらえると思うんです。たとえば肉食などしている方は特に軽さを感じていただける食事だと思いますので、無理のない選択の仕方をしてもらえればと思っています。

その他に健康に気を使っていることはありますか?

また食事の話になってしまうのですが、スムージーに凝っていて朝飲むようにしています。あとは仕事を夢中になって取り組むことも私の場合は活力になっていると思います。

アインソフでも朝ヨガをやらせてもらっているのですが、ヨガも菜食と密接な関係があって、思想が似ているのでヨガもたまにやっています。

私もヨガをやっているのですが、すごくいいですよね。
お忙しいと思うのですが今は睡眠時間とかとれているのですか?やはり短かったりしているのでしょうか?

いやいや、早寝早起きです。子供と一緒に10時くらいに寝て朝は5時半に起きています。遅い時もありましたが、現場より事務仕事が多いので朝のほうが集中して出来て、効率がいいですね。

ストレスはあまり気にならないですか?

ストレスがたまらない方はいないと思うのですが、私は食べることが好きなので食べることが解消になっているようです。お料理を開発して試食したりも楽しいですし、外食して他のお店で流行っているものを食べて勉強したりしています。

ビーガンや菜食を広めたい。共通の思いで集まった仕事仲間

時間や体のマネジメント、スケジューリングなど、経営者として気をつけていることはありますか?

子供ためになんとか時間をつくりたいなと思っているので、家庭も大事なので夕方のこの時間は息子といるって決めてスケジュールをくんでいます。私自身は専業主婦で中にこもっているのはあまり向いていないようです。

社員の方とのコミュニケーションはどうされているのでしょうか?同じ志を持ってもらいたいとか、何か工夫されていることはあるのですか?

そもそもアインソフに関しては、菜食に興味がある子が門をたたいてくれるので共通の想いをもっていて、自分もビーガンを広めたい、自分も菜食をしたい、という方がきてくれるのでそのあたりは問題ないのです。 私以上に知識が豊富な人だったり、異業種からも菜食をしたくてと入ってくれる方もいます。なので、そういう皆さんと仕事の話をしているだけでもすごく楽しいのです。

通常の飲食店の場合は、アルバイトの仕事のしやすさなど軽い気持ちで来られる場合が多いと思うのですが、逆に狭い世界だからこそのメリットなんでしょうね。

でも飲食のプロって感じではないです。もともとアレルギーとか、肉が食べられないという方が入ってくるので飲食の経験者というのは逆に少ないのでそこは悩みではあります。

アインソフ

諦めずにやり続ければ、必ず世界が変わる

ビジョン・展望を教えてください。
白井社長

今の時点では、シェアハウスはこのまま継続はしていきたいと思っているのですが、アインソフのお店はよりたくさんの方の夢がつながってより大きなものになっていったらいいなと思っています。銀座、新宿、池袋と3店舗ありますがもっと店舗も増やしたいと思っていて、できたら東京に10店舗。自分が手の届く範囲で出店したいと思っています。

お客様には作り方など聞かれるので料理教室などもしたいです。お店で食べてもらっているものをご自宅でも食べていただけるような半加工品を食卓にお届けできたらとも考えています。 女性は子供を育てたり、食事を用意したりする役割がありますよね。女性には特にこういう食事があることを知ってもらって、お子さんや愛する方にも家庭で作ってもらえたら嬉しいです。

店舗が増えた分、またこの菜食の良さを感じてもらえる人が増えるということですね。 健康に関するおすすめスポットがあれば教えてください。

年に1度代々木でベジフェスが開催されているのですが、私たちも大好きなのでおすすめです。今年は私達も出店を予定しています。

LOWチョコレートや、ドレッシングをほめていただいているので、これら商品での出店を検討しています。11月にあるのでみなさんも是非きてください。

ヨガや菜食など、志高く健康に良いことを広めようと頑張っている方たちに、メッセージをお願いします。

私の経験ですが、必ずこの地点までいく!と自分で決めて頑張ってほしい。絶対あきらめずにやる。私も信じています「絶対世界が変わる」と。

最後に、座右の銘をお聞かせいただけますでしょうか。

アインソフとは「本来の自分に戻る」って意味があります。

本来の自分に戻ったときに100%自分の力を発揮できたり、世の中のために役立ったりする自分になれたりすると思うんです。アインソフという名前自体が座右の銘です。

「本来の自分に戻る」その言葉に集約されていますね。素晴らしい言葉です。

本日はありがとうございました。

日下部淑美&白井社長

フードエリートからひとこと

今の若いお母さんたちがファストフードのお店でドーナツやハンバーガーなどを子供に食べさせることが多い時代ですが、実はそれが子供の頃の“懐かしい味”になります。これらの食品は中毒性があるため、大人になっても好んで食べ続けるようになります。

良い食事を知らず、本当の味を知らないまま大人になってしまうというのは、悲しいことです。

白井社長のように、子供の頃にしっかりとした食事を与えることは、子供にとっても素晴らしい財産になります。 途中で寄り道しようが、何をしようが、最後は親が与えた食事に戻ってきますし、良いものを見る目も養われるでしょう。

アインソフは偶然見つけてお店に通うようになりましたが、こういう店こそ生き残ってほしいと思います。

会社データ 関連リンク

株式会社 真

東京都中央区銀座4-12-1

TEL: 03-6228-4241 / FAX : 03-6228-4241

代表者:代表取締役 白井 由紀

アインソフ

駒込住居計画

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