“捨てないアパレル” これからを想うものづくりを目指して

株式会社ニィニ

保坂 峻 / 保坂 郁美

埼玉県蕨市でアパレル会社「株式会社ニィニ」を経営されている保坂さん一家。廃棄が多い服飾業界を憂い、“捨てないアパレル”を突き詰めながら、未来のため今できることに取り組み続ける、その思いをお話いただきました。

廃棄が多いアパレル業界
売る側の責任、更に買う側の責任を意識した洋服作り

保坂 峻

保坂 峻(ほさか たかし)

株式会社ニィニ 代表取締役
埼玉県蕨市でグレードアップリメイク&セミ・オーダーを手掛けるアパレル会社「株式会社ニィニ」の代表取締役。
スタージュエリーのデザイナーとして、創業時期から同社を支えてきた。その輝かしい実績と経験を活かし、現在はニィニのジュエリーデザインを担当している。

日下部お母様が縫製工場を立ち上げ、ご家族で会社を経営されているとのことですが、その経緯を教えて下さい。

保坂郁美母は長く洋服の勉強をし、アパレル会社に内定していたのですが、私の祖母である嫁ぎ先の義母が、家事を代行してほしかったようで、専業主婦になりました。
ところが当時はアパレル業界の最盛期で、パターンが間に合わない、サンプルが間に合わないから助けて欲しいと、友人などから依頼があり断り切れず引き受けるようになったのです。
そこで母は「お勤めには行きませんから、家で仕事をしていいですか?」と祖母にお願いし、承諾を得て、縫製工場としてアパレル事業をスタートさせました。祖母はあまり起業の意味が分かっていなかったようです(笑)。
現在、従業員はパートの方も入れて十数名ですが、今でも仕事の7割は縫製工場的なOEMを引き受けております。

日下部99歳になる私の祖母も昔洋裁の事業を立ち上げて、同じように仕事を請け負っていました。まだまだ女性の独立は珍しい時代でしたので、お母様も大変だったのではないでしょうか。

保坂郁美女性が一線で活躍するなんてあまりなかった時代でしたから、母からも苦労話は聞かされています。よく聞いたのは、工場にお支払いいただく縫製工賃が少ないということですね。
洋服の製作はパターン、裁断にそれぞれ1日、縫製に2日、その後にまとめという工程があり、相当な手間がかかるのですが、OEMで作らせていただく場合、その製作費が驚くほど安いということです。

日下部トップブランドになるとかなりの価格で販売されていますよね。

保坂郁美はい。どこかに貴金属でもついているのかな?というくらいの価格で販売しているのに、製作費はかなり抑えられています。母は常々“お客様が高いものを買わされていて可哀そうだ”と言っていました。
もちろんブランディングにはコストがかかりますし、そのブランドの価値を作り出すまでの道のりもあったと思います。一等地での販売にも相当のコストがかかりますので、理解できないわけではありませんが、それでももっと安くご提案できるはずです。
そのような理由もあり、15年前にセミオーダーの洋服を適正な価格で販売するオリジナルブランド「elevemumu(エルベムム)」を立ち上げました。

日下部それはどのようなブランドなのでしょうか?

保坂郁美毎年変わる流行やファストファッションの影響もあり、服飾業界は廃棄がとても多い業界です。その廃棄量は皆さんの創造を遥かに超えるもので、昨年日本だけでも3億着と言われています。その現状を知りながら廃棄に加担するようなことはやめて、売る側の責任を、また買う側の責任に意識した洋服、全てセミオーダー対応で作っています。
またここ7年程前から、以前はお断りしていた着物や毛皮などのリメイクも、お客様の“思い出の品”として、自分たちが培ってきた技術を活かしながら積極的に取り組んでいます。

elevemumu(エルベムム)

縫製アトリエ

日下部創業者としてのお母様はどんな方なのでしょうか?

保坂郁美母は若い頃とても綺麗な人だったので、周りから派手だと思われていたそうですが、実は職人肌でお喋りも大勢の人の前では特に得意ではなく、唯一の友達は私と言うくらいプライベートも地味なんです。
姑との関わりも厳しかったので、家事にも手を抜かず、料理もいつもしっかり作ってくれました。
そんな母を同じ女性として心から尊敬しています。

日下部素晴らしいお母様ですね。社長であるお父様が携わるきっかけはなんだったんでしょうか?

保坂 峻私は元々8㎜カメラやPC端末機などを手掛ける精密機械メーカーでプロダクトデザインに携わり、その後事務機や照明器をデザインする事務所で仕事をしてきました。30歳を過ぎてから自分の手を動かしたくなりデザイン研究所の先輩でもある友人とジュエリーの会社を立ち上げました。創業から約30年間スタージュエリーのデザインやカルチエのハイジュエリーのリペアを手掛け、50人の会社になりました。後継者も育ちましたので一応引退し、現在は妻の立ち上げたニィニの社長として、ジュエリーデザインを継続しています。

保坂郁美

保坂郁美(ほさか いくみ)

株式会社ニィニ
取締役プランニングディレクター
美大での学びを活かし、お客様一人ひとりのスタイルに合わせた美を追求。耐久性がありながらも扱いやすい服飾デザインを得意とする。
作家としての才能を事業広報や啓蒙活動に活かすとともに、アパレル業界の未来を憂い、様々なシンポジウムやイベントにも参画している。

日下部それで店内にジュエリーカタログがあるんですね。ジュエリーはこちらのオリジナルですか?

保坂 峻はい、全てオリジナルです。

日下部郁美さんはどのような業務を担当されているのですか?

保坂郁美私はデザイン・企画・販売を担当しています。美大で美術を学びましたので、画は描けますが、洋服は素材や縫製を熟知していないとデザインできないため、アトリエのスタッフと共にパターン、縫製を教えてもらい、チームで頑張っています。

日下部最初から家業に就職されたのでしょうか?

保坂郁美もともとは陶芸や絵本などを作るような作家活動をしていて、その後家業に就きました。学生の頃から検品などの手伝いをさせられ、この仕事の大変さも知っていたので、自分には難しいと考えていましたが、母からしょっちゅう引っ張り出されていましたので、腹を決めたという感じです。
店に並んでいる商品が華やかなので、地味な苦労など想像できないと思いますが、裏部隊は本当にガテン系の仕事なんです(笑)。最初は裁断から入り、アイロン、パターンも少し携わったり・・・とステップを踏んでいくのですが、猫の手も借りたいほど忙しいときは、“やる気があれば素人も玄人だ”と自分に言い聞かせながら経験を積み、ようやく14年になりました。
今でも作家活動は好きで、どこかで憧れています。ただ、そのためには自分のオリジナルを追求する生き方をしないと作品は生み出せませんので、まずは目の前にある仕事に本気で取り組み、自分を追求することで新しい世界が見えてくると思っています。

誰かの犠牲の上に成り立つコストダウン
買い手が変われば売り手も変わる

日下部淑美

日下部 淑美(くさかべ よしみ)

BODY INVESTMENT代表
フードエリート / 真実の予防医学食研究家 / 管理栄養士

プロフィール

日下部ファストファッションの出現によって何か変わりましたか?

保坂郁美簡単に捨てられるようなものが出回ることになり、洋服の値崩れがおきてしまいました。
そこで、“捨てないアパレル”を目指し、昨年からシンポジウムを開催しており、第2回目の今年は、2019年10月19日に『未来を選び取る消費』というテーマで、ファションショーとトークショーを開催します。
私たちは衣・食・住・健康・教育などに日常当たり前にお金を使い、その消費が企業を支えています。
同じお金を使って消費をするのであれば、本質を追求し、より良い物を提供し、地球上で生活を営む全ての人に役立つような企業を選び、消費をしませんか?というメッセージを込めています。
我々はアパレル業ですが、一緒に“未来を考える場”になるよう、衣・食・住・健康・教育など日常を支えている全ての業界とコラボレーションし、世の中を変えていくという思いで作った商品も展示していますので、一人でも多くの方に知っていただきたいですね。
異業種でも共感しあえれば、今後コラボレーションに繋がっていくでしょうし、純粋に応援しあえる流れを作っていきたいと思っているので、懇親会の時間も大切にしています。

日下部素晴らしい取り組みですね。『売る側の責任、買う側の責任』という言葉に共感いたしました。一時期ニュースにもなりましたが、ファストファッションのOEMは、発展途上国の人達が過酷な環境の中で、過酷な労働をさせられていて、ビルのフロアの床が抜ける事故までありましたよね。

保坂郁美はい。これはバンクラディッシュで起こった事故ですが、2013年縫製工場が崩落して1,000人以上が死亡しました。ファストファッション業界の真実をドキュメンタリーで描いた『ザ・トゥルー・コスト~ファストファッション真の代償~』という映画で、その内容を描いています。この映画はユナイテッドピープル(株)という会社が自主上映を行っていただくために配給しているもので、他にも素晴らしい映画があります。
弊社の店舗の奥スペースでも、年間を通して何度も上映会を行っておりますが、私は何度観ても泣いてしまいます。

保坂 峻私も実際にバングラディッシュに3度ほど行きましたが、最初に行った20年前は月給は日本円で2000円でした。酷いですよね・・とても生活できるような金額ではありません。インフラが整っておらず、夕方には停電してしまうので、工業として発展が難しいことも事実です。
また輸出の9割以上が軽工業で、発展途上国同士が仕事欲しさに安く誘致してしまう傾向にあるようです。そしてその皺寄せはこの業界では縫子さんにいってしまうんです。

日下部バングラディッシュは世界で最も貧しい国と言われていますよね。

保坂 峻イスラム国ということもあり女性の地位が低く女の子は学校すら行かせてもらえない子が沢山います。私達もなんとか協力できないものかと、バングラディッシュに小学校を造ったのですが、私たちをお金と勘違いしてしまうようで、注ぎ込んだお金がどこかに行ってしまいました。一筋縄ではいかず結局は現地のNPOに預けて撤退を余儀なくされました。

第2回目『未来を選び取る消費』〜捨てないアパレル〜
第2回目『未来を選び取る消費』
〜捨てないアパレル〜

保坂郁美話は変わりますが、バブルを知らない若い世代の人たちの多くが、実はかなりご苦労をされていて、自分たちで世の中を変えようという気持ちが強い人が多いように思います。
今度のイベントでもそんな若い世代でパワフルに取り組んでいる方をパネリストにお迎えしていますが、その中で三浦祥敬さんという方はSDGs(持続可能な開発目標)に熱心に取り組んでいるオランダを訪問し、多くのことを学んでこられた方です。

日下部共鳴する方達は自然と集まってくる。若い人達とひとくくりに批判するようなことがあってはいけないですね。
以前『フランス人は10着しか服を持たない』という本が流行りましたが、良いものを末永く着まわす。このことが色々な意味で大事なんですね。

保坂郁美私も先日ヨーロッパに行きましたが、ファストファッションで街を歩くのはちょっと恥ずかしいと感じました。技術革新によるコストダウンは歓迎しますが、誰かの犠牲の上に成り立ってコストダウンされた安い服はお勧めできませんね。

日下部次の上映会はいつですか?

保坂郁美先日開催したばかりですが、御要望があればいつでも開催します。この会社が配給している中には、食べられる食材の廃棄問題に焦点を当てた『0(ゼロ)円キッチン』という映画もあります。

日下部ぜひ拝見したいですね。私も食に関わるドキュメント映画はいくつか観ていますが、事実から目を背けたくなるようなこともあります。裏の事実を知り、改善を図って未来を守ることも大事なことですよね。
昔は服も薬や治療として扱われていた時代があり、それで“服薬”や“服用”という言葉が使われるようになったらしいです。素材が悪いと肌が荒れてしまう方もいますので、身に纏う物はとても大事ですよね。


映画『ザ・トゥルー・コスト ~ファストファッション
真の代償~』予告編


映画『0円キッチン』予告編

生まれ育った蕨の双子織を活用したウィンドブレーカー

保坂郁美私達が生まれ育ち、お店を構えているこの蕨市は、江戸時代より織物が盛んで蕨双子織の発祥の地です。蕨双子織は洋服に押されたりして一度廃れてしまいましたが、地元郷土史研究家の方が20年かけて復元しました。
私はフルマラソンをしていますが、走っているときにふと“この蕨双子織を活用したウィンドブレーカーを作れないか”と思いつきました。
蕨双子織は超極細糸を使い、超極密度で織られている織物で、綿100%です。それをウィンドブレーカーにすれば、ある程度の風を防ぎ、緩やかに発汗できる素材のため、適材だと思ったんです。
既存のナイロンやポリエステル素材では、寒い時期に走ると自分の汗で体が冷えてしまいますが、綿を着ているとサラサラして、とても走りやすかったので、蕨を代表するような商品として開発できないかと社長に相談し、このウインドブレーカーが出来上がりました。
ファスナーはYKKの新製品を使用していますが、以前ファスナーが外れない事故があった経験から、緊急時にはファスナーが割ける構造のものを使用して、老若男女誰でも安全に着ていただけるウェアとして開発しました。
先日トレイルランナーの方の目に留まり、イタリアアルプスの大きい大会で実際に着ていただきました。まだまだ改良も必要ですが、蕨市のふるさと納税返礼品になるように申請準備中です。

日下部歴史のある地元の織物が発展して、スポーツウェアになるなんて素晴らしいですね。一般販売はいつ頃になるのでしょうか?

保坂 峻今年春に25㎞のリレーマラソン大会があったのですが、スタッフ用に寄付して欲しいと要望があったのですが、原価だけでも100万円を超えるため、クラウドファンディングで寄付金を募り、なんとかスタッフ用に制作することができました。
また少し改良するところが出てきましたので、今後、第2弾、第3弾とアップデートして、一般販売はもう少し先になりそうですね。

保坂郁美SNSでも欲しいと言ってくださる方もいらっしゃるのですが、現状では少量のテスト織りのため素材が高く、販売価格が5万円くらいになってしまうので、気軽に購入してもらえる価格にできるよう努力中です。

保坂 峻着てくださった方からの評判はとても良いので、なんとか製品にしていきたいですね。

保坂郁美来年の2〜3月にロンドンコレクションが開催されるのですが、ブース展示ができるか視察を考えています。
というのも、江戸時代末期の横浜に、イギリスから極細の紡績綿糸と色鮮やかな化学染料が日本に入ってきて、それを元に研究を重ね、双子織として誕生した歴史があります。
逆輸入ではないですが、イギリスからいただいたご縁を、製品としてイギリスに紹介し、日本で販売する。それが実現させたい夢の一つなんです。

双子織ウィンドブレーカー

日下部機能性だけを重視したスポーツウェアが沢山ある中で、機能性だけでなく、素材にもこだわりを持った素晴らしい製品になりそうですね。

保坂郁美そうですね。汗がぬけないので機能性があるとは言い切れないと思いますが、地球に返ることのできる素材というのも大事なポイントだと思います。

日下部それが売る側の責任と、何を選ぶかという買う側の責任でもありますね。
私も食事のことを伝えていますが、 “消費者の選ぶ力”がとても重要だと思っています。そのためには何を選べばよいかという知識が必要で、消費者の知識が意識になり、選び方が変われば、必然的に売り手が作るものも変わっていく。私はそう信じています。

家族を思って作ってくれる食事に感謝

保坂郁美

日下部郁美さんはフルマラソンをしているとおっしゃっていましたが、ご自身の健康管理で他にされていることはありますか?

保坂郁美フルマラソンは主人の言葉がきっかけで始めましたが、それまでは言い訳ばかりしているような人間でした(笑)。
マラソンをするようになって自分の限界値を知り、仕事と重ねることで、走り続けるには体が資本だということが身をもって理解できるようになりました。
食事に関しては母が家族を思ってきちんと作くれているので、私は本当に助かっています。それから夜更かしはしないようになりました。

日下部素晴らしいお母様ですね。その恩恵がこの先ずっと郁美さんの糧になりますね。

保坂 峻食事管理は本当に妻に感謝しています。お陰で病気一つしません。昔は睡眠3時間なんてことは普通でしたが、体調は特に問題ありませんでした。恐らく仕事が楽しくてストレスとは無縁だったお陰だと思いますが、今社会で問題になっている過労死は、過働時間の問題ではなくストレスの影響が大きいように思います。

保坂郁美父は秋田まで車を運転するくらいとてもパワフルですよ。

保坂 峻秋田と青森、山形に外注先があり、向こうでの移動が大変なので車で行くのですが、一度の往復で1600㎞は運転します。

日下部運転しない私には分からないですが、それは相当凄いことですよね。
では最後に事業について、今後の展望を教えてください。

保坂郁美まだまだ夢半ば・・というより、始めたばかりで1㎜しか進んでいないようなレベルですが、まずはしっかりと継続していきたいと思っています。
アパレル業界の若いデザイナーさんや、志の同じ方々、そして面白い感性で取り組んでいる方などを全力で後押しできるような会社にしたいですし、思いを叶えられる工場にしていきたいと思っています。
またオリジナルの洋服ももっとリーズナブルで、レベルを上げたものがお届けできたらと思います。
さらに“捨てないアパレル”というものをもっと突き詰めていきたいですね。

日下部 淑美

日下部素晴らしいですね。SNSなどはされていると思いますが、他にはどんなことで情報発信されているのですか?

保坂 峻今、私達の志を盛り込んだコンセプトブックを制作中です。

保坂郁美それから私自身のことを描いた漫画を書いています。正直私は子供に叱られるくらいダメなお母さんなのですが、そんなお母さんでも何か人のため、地球のために出来ることはないかと奮闘する日々を綴った漫画です。
一般の主婦の方が手にとって、“こんな人がやれているなら私にも何か出来るかも”と勇気をもってもらえたら嬉しいです。

日下部それは見てみたいですね。

保坂郁美10月19日のイベントに間に合うように制作していますので、ぜひ見てください。
最初から世界に目を向けても何もできませんので、まずは目の届くところで自分が何を出来るかを考えるのですが、最後は教育に行き着きます。
すると、訳が分からないうちに体が動いて、以前、小学校、中学校、高校に「一度話を聴いてください」と電話してしまいまして(笑)。校長先生にお願いし、子供達の社会科見学として、うちの工場を見てもらったことがあります。
大変好評で、今年から毎年見学会が行われます。

日下部郁美さんの行動力は本当に素晴らしいですね。最終的には教育だと思いますので、消費者の目を養っていく必要がありますね。

保坂 峻

保坂 峻そうですね。今の若い人は “良いもの”を知らないと思います。私の妻は昔から良いものを着ていて、それを娘が着て、孫まで着させています。私ももう30年間毎年着ているセーターがありますが毛玉一つできません。

日下部“良いもの”とは決してブランド名で高価な物ということではなく、品質の良いものということですね。それこそ“知る”教育が大事ですね。
素晴らしいポリシーをもってビジネスを展開されていて、とても感動しました。私も改めて洋服の消費を考え直そうと思います。今日は本当に素敵な話をありがとうございました。

日下部淑美からひとこと

あなたは何かを買うときに、“責任”を感じて買ったことはありますか?
洗剤やシャンプー、ゴミ一つにしても、それが地球を汚してしまっていないかと。地球や大地が汚れてしまうということは、そこに住む動物、虫、微生物を殺してしまうことで、生態系が乱れやがて私達人間に返ってきます。
“身土不二”という言葉がありますが、地球や大地・空気・環境と私達の身体は二つに分けることが出来ません。要は一つだという意味です。
この記事を読んでいただいた方は、“買う側の責任”を考えて消費をしてみてはいかがでしょうか。

会社データ 関連リンク

株式会社ニィニ

埼玉県蕨市塚越5-50-4

TEL: 048-441-6581 / FAX : 048-444-8004

代表者:保坂 峻

株式会社ニィニ

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第2回目『未来を選び取る消費』〜捨てないアパレル NINIコレクション & トークショー〜

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