歯医者嫌いの歯科医 患者さんを笑顔にして帰したい

カルミアデンタルクリニック
院長

杉平 亮介

子供の時に歯医者で怖い思いをしたことがきっかけで、歯科医になりながらもご自身は今だ歯医者に行けないという杉平先生。同じように治療に恐怖を感じている患者さんの気持ちに寄り添える歯科医として、その思いをお聞きしました。

治療の怖さを感じた歯科医だからわかること

杉平 博志

杉平 亮介(すぎひら りょうすけ)

一般歯科、矯正歯科、予防歯科、義歯、インプラント治療まで幅広く対応するカルミアデンタルクリニック院長。
麻酔に関して専門的に学んだ経験から、「痛くない治療」「怖くない治療」にこだわり、心理カウンセリングを取り入れた歯科恐怖症外来を設けるなど、歯科治療が怖くて治療を受けられない方のために、患者さんの心に寄り添った専門性の高い治療を提供している。

日下部歯科恐怖症の患者さんでも治療してもらえるよう、「痛くない治療」に重きを置いているとのことですが、その背景を教えてください。

杉平僕自身、虫歯があるにもかかわらず、歯医者が怖くて治療にいけないんです(笑)

日下部え?!そうなんですか?信頼されている歯医者さんに治してもらおうとは思わないのですか?

杉平はい。治療できずにもう15年経ってしまいました(笑)。

日下部大丈夫なんですか?

杉平穴が空いてますから、大丈夫じゃないですね。でも怖くて行けないので、自分が出来る範囲で蓋をしたりして、なんとかしのいでいます。治療がそれくらい怖いものであることを、僕自身が一番感じているので、患者さんが僕のような思いをしないよう心掛けています。
怖くなってしまう理由は、過去に歯医者で味わった恐怖です。人によっては治療がトラウマになってしまう人がいて、例えば歯医者の看板を見ただけで倒れそうになる方や、 「歯」という文字を見ると気持ちが悪くなる方もいます。
歯医者は一体何をしたのだろうと思いますが、これはどう考えても患者さんのせいではありません。問題なのは、そんなトラウマをつくってしまった歯医者が何も感じていないということと、歯科恐怖症になった患者さんの心をケアする場所がないということです。
僕は大学病院で歯科恐怖症の患者さんを診ていた時期がありましたので、心のケアで大事な心理学を学び、資格も取得しました。
歯科恐怖症が生まれる原因を失くし、恐怖症になった患者さんが安心して治療を受けられるようにしたいという思いでこのクリニックを立ち上げたましたが、絶対必要なことは、“結果を出す”ということです。いくら痛くない、怖くない、安心して治療が受けられると言っても、治らなければ意味がありませんから。また、治すといっても歯科の領域には虫歯だけではなく、入れ歯の作成や外傷、がんの治療など、多岐に渡ります。

日下部歯科医によっても得意な分野があるということですね。

杉平そうですね。なんでもできるというのは、どれも中途半端なのかもしれません。
うちのクリニックでは、患者さんの要望を踏まえ、各分野で能力が突出した歯科医のスペシャリストを揃えて治療にあたっていますので、他の歯医者では抜かないといけないと言われた歯でも、うちでは残すことが出来るケースもあります。オールマイティな先生の場合、ときに自分の手に負えないものは抜いて終わりにしてしまうこともありますから。

日下部歯医者を選ぶとき、年配の歯科医が一人で長くやっているようなところは古い考えのままの治療を行っているように思えて、勉強熱心で若くして志高く開業したようなところで診てもらいたいと考えてしまいます。

日下部淑美

杉平そういう傾向もあるかもしれませんが、年配でも勉強熱心な方はたくさんいますし、若くても勉強嫌いな方もいます。
実は大学で教えていることや国家試験は、今もベースが古い考え方のままなので、国家試験をパスするには古い考えを習得する必要があります。新しいことはその後に自分で生涯かけて学んでいかなければならないので、まだ学びが少ない若い歯科医の方が、逆に知識が古いということもあります。
僕の師匠は還暦を超えていますが、今でも学ぶことがたくさんありますよ。

日下部学ぼうとする姿勢がまた素晴らしいですね。先生自身が歯科恐怖症ということですが、なにか怖い経験をされたのですか?

杉平子供のときに、虫歯治療で飛び上がるほど痛い経験をしました。確か上の歯に麻酔をしたのですが、そのときに“目が飛び出た”と思うくらい激痛が走りました。そんな経験もあって、大学卒業後は麻酔科を選んだのですが、麻酔科の講義で、“歯科治療で死亡するケースがある”という話にとても興味を持ったのを覚えています。

日下部痛みによるショック死ですか?

杉平原因は多義に渡ります。医療を受けて亡くなるというのは、医療事故やミスだけでなく、“やむを得ず”という場合があり、歯科の医療事故もその“やむを得ず”の中に入れられてしまいます。ほぼ報道されないので皆さんも認識がないと思いますが、これまでいくつも死亡事故がおきています。

日下部怖いですね・・・。先生は自分にトラウマがあるのに、どうして歯科医になられたのですか?

杉平僕が僕に治療をしてもらいたいと思ったからです。実際には出来ないですが(笑)
歯科医になってみると、自分の経験はまだマシな方で、顔を削られた人など、もっとひどい経験をされた方がたくさんいることに驚かされました。

日下部恐ろしいですね。知らなければ怖いという自覚がありませんが、そういう事例を知れば知るほど恐怖心が膨らみますね。

杉平コロナの件でも、志村けんさんが亡くなったことで国民の意識が変わりました。日本人の死亡者数が少なく、感染率も低いのは志村けんさんのお陰ともいわれていますよね。

カルミアデンタルクリニック

患者さんが負った深い心の傷。治療開始までに半年かかることも

日下部淑美

日下部 淑美(くさかべ よしみ)

BODY INVESTMENT代表
フードエリート / 真実の予防医学食研究家 / 管理栄養士

プロフィール

日下部先生のところに来られるのは、怖いとか痛い思いをしない治療を目的に来られる患者さんと、トラウマや歯科恐怖症をお持ちの患者さんがいらっしゃると思いますが、後者の場合、治療はどのようにするのでしょうか。

杉平歯科恐怖症の患者さんは、来院しても治療台の椅子に座ることができませんので、カウンセリングルームでカウンセリングから入ります。重症度によって変わりますが、心理学で用いられるシェーピング法を用いて、出来そうなことから徐々にやっていきます。例えば、今日は治療せずに、椅子に座るだけにしましょうなど。焦って次のステップまで進もうとすると必ず失敗しまうので焦りは禁物です。

日下部なるほど。でもそれだと診療報酬の点数がつけられない思いますが・・

杉平状況にもよりますが、自由診療としてカウンセリング料を設定させてもらうこともあります。
人によっては、カウンセリングからずっと先に進めないケースもありますし、僕が近づいただけで体が後退りする方もいます。

日下部先生のユニフォームは緑色で一般の歯科医とは違いますが、それは患者さんのメンタル面に配慮されているからですか?

杉平はい。個人的には緑色は好きではないのですが(笑)、緑は落ち着く色と言われますので取り入れています。自分の好みより、患者さんに受け入れられる色を取り入れる方が重要ですから。
お子さんからは“緑の先生”と言ってもらえますし、この色で少しは安心してもらえてるかもしれません。これは自慢なのですが、うちのクリニックでは毎日10〜15人のお子さんが来院しますが、治療では一人も泣きませんし、自分で診療用の椅子に座って、自分から口を開けます。
歯磨きにしても、嫌がってさせてくれないお子さんがいますが、子供心理学を応用したテクニックを使うと、出来なかった子がどんどん出来るようになっていきます。
言うことをきかない子供にどうやって言うことをきかせるのか、とても参考になると思いますので、お母さん方にも見ていただきたいと思っています。

日下部それは何度か通院していただいた成果だと思いますが、初診のときに泣いていたら、その子には治療しないのですか?

杉平はい、治療はしません。“今日はこの場所に慣れるくらいにして、お姉さんと仲良くなりましょう”とか“先生とおしゃべりしよう”という感じから入ります。

日下部先ほどおっしゃったように、焦ってはいけないのですね。

杉平お母さんからすれば、何度も通院するのは大変なので、すぐに治療をしてほしいと思いますが、無理に急いで治療するとトラウマが残り、次回以降治療ができなくなる可能性もありますので、一緒に頑張ってもらえるよう、ご理解をいただいています。
なかには既にトラウマを抱えて来院されるお子さんもいますが、そういう子が一人で座って口を開けてくれるようになったときは、我々も嬉しくて感動しますね。

日下部歯科恐怖症の子供と大人を比較すると、治療が出来るようになるまでの時間に差はありますか?

杉平大人は子供に比べて時間がかかりますね。トラウマの原因には、様々な要因が絡んでいるケースがあるため、それを見つけ出すことに非常に時間がかかることがあります。
恐ろしく重たい話になることもあり、それを吐き出してもらうには時間がかかりますが、治すためには話してもらわないといけないので、我々は患者さんに“辛い話をさせている”という自覚を持つようにしています。
ただ、最近は過去のトラウマを掘り起こさなくても、シェーピング法を含む認知行動療法で改善できることがわかってきましたので、こういった手法を取り入れながら、少しでも患者さんの負担を減らしていきたいと思います。

杉平亮介

日下部長い場合、治療に到るまでにどれくらい期間がかかるものなのですか?

杉平半年くらい平気でかかることもあります。大人の患者さんは、治したいという気持ちがありますから、恐怖心が消えるように一緒に頑張れますか?と最初にお伝えします。話しをするだけで恐怖心の9割が消えていくことも科学的に証明されています。

日下部来院ペースは週に1回くらいですか?

杉平毎週来てくださいとこちらで決めてしまうと、それがプレッシャーになりますので、それも患者さんにお任せしています。空いてしまうのも問題ですが、あまり頑張りすぎないようにしてもらいます。
また、「次の来院のときにはこれにチャレンジしてみましょう」という目標を伝えておくことで、患者さんも心の準備ができ、来院への抵抗感が少なくなります。
今日は口だけ開けてみよう、うがいだけやってみよう、椅子を倒すだけやってみよう、という感じで、一つ一つクリアしていくんです。引きこもりの子供もそんな風に、“一度立ち上がってみよう”というところから始まります。実際に長く引きこもっていると、ドアの方向を向くこともできませんから。

日下部そうなんですね。建物の外から「先生、中に入れません」なんて連絡があったりしますか?

杉平はい。そういう場合は電話で少しお話して、その日は終わりにします。コロナがきっかけで、今後はZOOMを使った方法も考えています。

日下部それはいいですね。

杉平歯医者に行くという勇気すら出せない方も、まだまだたくさんいます。2日前に来院された方は、歯医者が怖くて40年間来られなかったそうです。20代のときに怖い目にあい、60代で家族に言われてようやく来院できたそうです。
せっかく来られたので、本人の希望で口の中だけ診させていただきましたが、診た瞬間、体がビクっとなりました。そういう場合は、それ以上なにもしません。そういった患者さんのちょっとした反応を見逃さないようにしています。

日下部恐怖心があると体が硬直しますからね。無意識に恐怖を感じているんですね。

杉平何をしたときに怖がるのか、それは恐怖症状がない患者さんでも多少はありますので、敏感に感じ取ることが大切です。息が荒くなるような場合は、患者さんの様子をみて休憩を入れたりします。

カルミアデンタルクリニック

日下部ちょっと鼻のとおりが悪くても治療中は苦しいので、そういう配慮は有難いですね。

杉平今患者さんがどんな状況なのか、歯だけ診ていると分かりません。鼻や口でわからなければ、胸やお腹の動きで判断する必要があります。基本的に歯医者は視野が狭いので、だからこそ細かな配慮が必要なんです。

日本人の歯磨きは小学生レベル。正しい知識を身につけてほしい

杉平亮介

日下部先生ご自身も健康状態が良くないと、患者さんときちんと向き合えないと思いますが、健康管理はどうされていますか?

杉平不規則なことをすると体調を崩しますので、毎日同じルーティンで行動をするようにしています。基本的に休みは祝日だけなので、自然と規則正しい生活にはなりますが、休みでも寝坊するようなことは一切ないですし、それがしんどいと思ったこともありませんね。

日下部ちょっと休みたいとか、ゆっくりしたいとは思わないのですか?

杉平ありませんね。きっとそれだけ仕事が楽しいのだと思います。
先日、歯医者に2~3か月通院したにもかかわらず、いまだに食事が出来ないという患者さんが来院されましたが、歯を治すだけでなく、治った先のことまで考えるのが歯医者の役割です。僕は歯だけを治す医者にはなりたくありませんね。

日下部最近よく言われているフレイル(身体的機能や認知機能の低下が見られる状態のこと)は、口腔内から始まりますが、先生もちょっと心配です(笑)。

杉平僕はオーラルフレイルを自分でしのいでいます(笑)。

日下部普段の食事はどうされているのですか?

杉平コンビニが多いですね。昨日も夜は松屋でした。

日下部松屋は化学調味料不使用など、添加物には気を使っているようですね。家では食事をされないのですか?

杉平仕事が遅いため、帰宅すると家族は全員寝ていますし、残飯は要らないと言ってありますので。ただ、どこで食べようと野菜は必ず摂るなど、出来る範囲で気を付けるように心がけています。

日下部医療関係者の労働環境は本当に厳しいですね。一般の労基が適応外ですから(笑)。先生の今後の展望を教えてください。

杉平うちのクリニックのコンセプトは「患者さんを笑顔にして帰す」です。いまでもある程度はできていると思っていますが、患者さんがどんなに痛く苦しい状態で来院されても、帰るときは笑っていただけるように徹底していきたいですね。
もう一つは、患者さんに正しい知識を身につけていただくことです。怖いという感情の裏には、正しい知識がないということがあります。何も知らないまま口を開けて削られたら怖いですが、自分に何が起きていて、何をされていて、どういう結果が出るのかを分かっていれば怖くありません。
お子さんには、歯を削るところを一緒に見てもらっています。本当は浸みて痛いはずですが、見ることに夢中になると、痛みを忘れてしまうんですね。これは子供だけでなく、大人にもやっていこうと思っています。
今までもできるだけ分かりやすく説明しているつもりですが、口頭だけでは伝わっていないと感じることもあり、そのための資料作りにも取り組んでいます。本当は患者さんに実物を見ていただくのが一番ですが、なかなか難しいので、座っている間に動画を見てもらっています。皆さん前のめりになって真剣に見てくれますので、大人でもやはり知りたいんだなと感じます。
クリニックに通っていない患者さんにも、同じように情報提供する会社を起業することも考えています。

日下部常識だから教える必要はないというスタンスの医師も多いですが、実は患者も医師が思っているほど常識的なことをわかっていません。薬の飲み方や目薬の差し方など、やり方によって効果が変わってくるのであれば、その常識的な基本をしっかり教えて欲しいですね。

杉平歯磨きの仕方を知っていますか?と患者さんに聞くと、皆さん「はい」と答えてくれますが、知らないから虫歯になっているわけです(笑)。

日下部なんとなく歯磨きはできるけど、“正しい歯磨き”は知らないんですよね。

日下部淑美

杉平中には歯ブラシが高価であればそれで大丈夫だと思われている方もいます。
「歯磨きの仕方を習ったのはいつですか?」と尋ねると、皆さんだいたい小学生の頃だと答えますので、「そうであれば、今のあなたの歯磨きの仕方は小学生レベルですね」と伝えています。チェックすると半分は磨けていませんし、良く磨けている方でも2割は磨き残しがあります。磨けている方でも、磨き残した場所はいつになっても磨けるようにはなりませんので、同じ磨き方をしている以上、同じところを何十年も磨いていない可能性があります。

日下部そういわれると恐ろしいですね。絶対虫歯になりますよね。

杉平世界で一番予防歯科が進んでいるスウェーデンでは、患者さんの9割が歯医者に歯磨きの仕方を習いに行きます。
自分の歯磨きがこれであっているかどうかを定期的に確認にしてもらうため、歯科医に磨き残しをチェックしてもらい、その箇所の磨き方を教えてもらいます。歯の治療をしているのは残りの1割の人だけですね。
日本では小学生以降、誰も歯磨きを習っていないのが現状で、その結果8割の人が歯周病に罹っています。

日下部CMでも30代から歯周病と謳われて、歯ブラシと歯磨き粉でなんとかなるような宣伝がされていますが、磨き方に問題があるような話にはなっていないですよね。

杉平そうなんです。日本は歯磨きの習慣はあるのに、正しい方法を誰も習っていません。また、歯ブラシは歯や歯茎の形、歯周病の状況で選ぶことが重要なので、CMやドラッグストアで勧められたものを使うのではなく、歯科衛生士に自分に適した歯ブラシを選んでもらうのが良いです。
中には「電動歯ブラシを使っているので大丈夫です」という方がいますが、使い方を聞くと、ただあてればよいと思っている人が多い。そういう方には電動歯ブラシを持ってきてもらい、使い方を指導しています。皆さんにとにかく知ってもらいたいのは、正しい歯磨きのやり方です。“磨いていない”から虫歯になるのではなく、“磨けていない”から虫歯になるんです。

日下部それくらい大事なことなんですね。ちなみに歯には自然治癒力はあるのですか?

杉平一応、治癒能力はあります。歯は食事をするごとに少しずつ溶けていますが、時間が経つと歯が持つ治癒力で元に戻ります。ただし、穴が開いてしまうともう治癒できません。出来るのは表面の溶けたものだけです。
虫歯になってしまうのは、歯に治癒するための時間を与えないからで、間食をしていると虫歯になりやすいというのはそういう理由です。
歯は1時間程度で修復しますので、もしおやつを食べるなら食事から3時間くらい開けることです。特にオレンジジュースなど柑橘系を好むような子供は虫歯になりやすいので、飲まない時間をつくることが大切です。

日下部食事の間隔をあけ、きちんと歯磨きをするということですね。これだけでも勉強になりますね。

杉平世界の誰一人、歯科医でも完璧に磨けている人はいませんから。

日下部そのように素晴らしい考えに基づいて治療をしてくれる歯科医が増えて欲しいので、これからは是非、先生の分身を育ててください。

杉平僕の分身がいれば、僕も治療に行けますね(笑)。同じようなことを考えている先生はいると思いますので、そういう方と出会いたいですね。

日下部最後に、歯科医を目指している方に向けてアドバイスをお願いします。

杉平歯科医師免許を取ることに一生懸命になりすぎると、その先を見失ってしまう学生が多いので、研修を受けている期間にいろいろな先生の良いところをしっかり観て学び、自分はどんな歯科医になりたいのかを考えて欲しいですね。いろいろな先生の良いところをメモしていくことで、自分が将来理想とする歯科医師像が見えてきますし、逆に嫌な部分もメモしておくことで、自分のタブーになります。
そこにヒントが詰まっていますので、進路に迷ったときはそのメモを振り返ってほしいですね。

日下部どんなビジネスでもそうですが、歯ばかり見ているのではなく、人を観るということですね。今日は素晴らしいお話をありがとうございました。

杉平亮介・日下部淑美

日下部淑美からひとこと

全ての仕事に関して共通することは、“人”を見失うとうまくいかないということ。治療が何のためにあるのかといえば、人がより良く生きるために存在する。だからこそ視野を広げて治療の先を見据え、人にとって大切なものを患者さんに提供する。
新しい働き方時代の中では、コミュニケーションの難しさが課題になってきそうですが、“人”を“みる”というのは、観る、診る、見る、看るというように、同じ言葉でも多くの意味が存在します。視点によってビジネスの関わりが変わり、出来ることやれることが変わります。
“人”をどの視点でみているか、ということの大切さを改めて教えていただきました。

会社データ 関連リンク

カルミアデンタルクリニック

東京都墨田区墨田2-36-11 ベルクス墨田店 パシオス棟2階

TEL: 03-5631-3555

代表者:杉平 亮介

カルミアデンタルクリニック

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