フードエリート講座

本物を見極める食のエリート集団「フードエリート」の養成講座

フードエリート認定制度立ち上げの背景

私がちょうど生まれたのは1972年。その1970年代というのは日本の食生活が大きく変わった時代でもあります。日本にマクドナルドの一号店がオープンしたのもちょうどその頃。

 その時代より前に生まれた子供と、その時代以降に生まれた子供には大きな違いがあります。従来の栄養学というのも医学というのもこの食源病を理解していないのではないでしょうか。それらを研究してきた偉い方達はその時代にはすでにある程度の年齢に成長をしていたため事の重大さに気がついていないように思います。 

人間が何を美味しいと感じるか、味覚の形成はゼロ歳から3歳までに何を食べていたかで決まります。

3歳までファストフードやインスタント食品に触れずに育つことのできた1960年代までの生まれの人はとても幸せです。

しかしそれ以降に生まれた子供は親の無知も手伝って様々なインスタントやファストフードにまみれた食事をしております。

マクドナルドやミスタードーナツに幼い子供と母親が一緒に食べている現場を目の当たりにすると子供の将来を案じてなりません。

 ヒトはただの哺乳動物。文明が発達しようと食べ物が進化しようと哺乳動物に変わりないのです。動物が栄養学など学ばないのと同じように自然の中で必要なものを食べていればよいのですが、今の世の中は利便性を追求した結果失ってしまったものも多くあるのです。

40年前にはほとんど見られなかった子供の抱える病気、食に対するアレルギー反応をはじめ、アトピー、喘息、自閉症、中耳炎、てんかん、発達障害などトラブルの多い子供が年々増加しています。

昔でいう「おふくろの味」はごはんと味噌汁ではなく、今では「ファストフード」が懐かしい美味しい味になりつつあるようです。

 

これからの少子化。子供には特に元気で育ってほしいのですがそんな子供が病弱では困ってしまいます。

これから親になる方や、自分の将来のためにも消費者が賢くなっていく必要があると思っています。

現在4人に1人が高齢者となっている日本で、これからさらに深刻化する高齢社会。医療費が国を滅ぼすだけでなく、様々な保険会社も共倒れをしていくことも予想されます。

トップダウンで世の中を変えることは難しいですが、おいしい宣伝文句に流されず、本来の正しい目を養う消費者が増えれば、害のある商品が売れなくなり、企業もよりよい商品を販売するように変わっていくのではないしょうか?

そのためにもまずは自分たちが賢くなることが必要だと考え、食に対するエリート集団をつくろうと立ち上げました。

「自分の体は、自分が食べたり飲んだりしたものから作られています」

西洋的な考えの栄養学、ビタミン、ミネラル、そして酵素、東洋的な考えの陰陽五行と臓器の関係、そして健康診断の結果から数値が教えてくれる体からのメッセージまでをカリキュラムにしました。加えてコラムとして巷で話題の内容なども取り上げております。

受講した皆様が健やかな日々を送れることを願っております。

フードエリートとは、「健全なからだ、健全なこころ、健全な精神を養うための食をセルフマネジメントできる食のエリート」のこと。


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