テーマは真の健康の追求 人を愛し感謝して貢献する

株式会社MATSUGI 代表取締役

真継 善久

トライアスロン大会前日の鍼治療がきっかけで、治療家になることを決意した真継さん。アメリカ修行を経て治療院を開業、上手くいかなった時期に自分を変えてくれた研修の話、そして今後の展望について伺いました。

人生を変えた鍼治療。アメリカ修行で得た技術とプライド

真継 善久

真継 善久(まつぎ よしひさ)

株式会社MATSUGI 代表取締役
セドナ整骨院グループ総院長
一般財団法人日本プロスピーカー協会 ベーシックプロスピーカー
なかなか治らない腰痛や肩こり、頭痛や耳鳴り、めまい、自律神経失調症、うつなどの辛い悩みを抱えている方を1人でも助けたいという想いで「真の健康の追求」を目指し、どこへ行っても良くならない方をスタッフと共に健康に導き、訪れるだけで元気になれるパワースポット「セドナ整骨院・鍼灸院」を展開する。

日下部セドナという名前の由来を教えてください。

真継アメリカでカイロプラクティックのクリニックに勤めながら、7年間スポーツトレーナーをしていたのですが、旅で訪れたアリゾナ州セドナという地域が気に入って付けた名前です。

日下部スピリチュアルの聖地と言われている場所ですよね。

真継“訪れるだけで元気になれるパワースポット”と呼ばれていて、砂漠から上がっていくと赤い岩肌の波動がとても高く、スピリチュアル系の人や、ボディワーカー、芸術家などが多く移住している地域です。

日下部この治療院もそんな元気になれる場所をイメージしているんですね。開業してどれくらいになるのでしょうか?

真継2019年5月で15周年になります。

日下部アメリカ時代から数えると22年の実績ですね。もともと治療家になろうと思った動機は何だったのでしょうか?

真継子供の頃は競泳、大学に入ってからはトライアスロンを始めたのですが、トライアスロンの全日本選手権の前日に高熱を出してしまい、宿舎で寝込んでいました。そのときにトップアスリートや芸能人も通うトレーナーの先生が、全身に鍼を打ってくれたのですが、翌朝には熱も下がり、全日本選手権で自己ベストの走りができたんです。
これにとても感動して先生のところに通い始め、治療家になりたいと先生に相談をしたところ、学校を紹介いただき、この道に入ることになりました。

日下部トライアスロンと治療家の勉強を同時に行っていたのですか?

真継治療家の勉強のために夜間学校に通い、選手としてトライアスロンも続けていました。またトレーナーとして世界のトップアスリートのサポートをしたくて、海外遠征をしていたのですが、訪れた先のカリフォルニア州サンディエゴがとても良いところで、卒業後、国家資格を取得してすぐにアメリカに渡りました。

日下部日本ではなく、なぜアメリカで勝負しようと思ったのでしょうか?

真継アメリカに移住したくて、日本で鍼灸の国家資格を取得したら、カリフォルニアで中国医の資格を取得して、向こうに骨を埋める覚悟でいきました。
渡米後は、私の師匠であるカイロプラクティックのDr.Harvey先生のところで働かせてもらうことになったのですが、トライアスロンを続けていたことで選手の間で評判になり、世界チャンピオン選手のトレーナーまでやらせてもらえるようになりました。

日下部専属トレーナーということですね。

真継週に1度治療に来てもらい、大会では選手に同行していました。クリニックの仕事をやりながらでしたので、勉強する時間がないくらい忙しかったですね。

日下部骨を埋めるつもりだったとおっしゃっておりましたが、日本に戻ってきたのはなぜですか?

セドナ整骨院 鍼灸院 カイロプラクティック 千葉駅前院

真継父が仕事でロシアに木材の買い付けに出かけることがあったのですが、英語ができる人が必要だから手伝って欲しいと言われました。私は父と確執があったのですが、アメリカで離れて暮らすことで、父を手伝おうという気持ちになり、ロシアで半年ほど仕事をしました。

日下部ロシアは英語で仕事が出来たのですか?

真継通訳もいたので大丈夫でした。結局、父は英語と言いながら、私に仕事を手伝って欲しかったのだと思います。結果的に弟が事業を継ぐことになりましたが。

日下部事業継承のときは家族でもめるようなことはありませんでしたか?

真継いろいろありましたね。父はワンマンでなかなか家に帰ってこないこともあり、母とはあまり仲が良くありませんでした。私はちょうど反抗期と重なって父から気持ちが離れてしまい、治療家としての情熱もあったので、2004年に日本で治療院を立ち上げました。
父は一度会社を倒産させてしまいましたが、その後、日本ではなくベトナムで事業を起こし、現在は弟がホーチミンにある工場を継いでいます。

日下部お父様もパワフルな方だったんですね。現在、治療院は何ヶ所あるのですか?

真継佐倉市のユーカリが丘院、八千代市の村上院、そして3年前に千葉駅院、昨年に成田市の公津の杜院を開業したので、全部で4ヶ所になります。

日下部「セドナ整骨院」でネット検索すると、4店舗全て4.5以上の高評価ですよね。口コミも拝見させてもらいましたが、みなさん高い評価と絶賛のコメントで、本当に凄いと感心しました。

真継各現場を任せている院長は私の弟的な存在であり、『感動と満足を与える上質な医療サービスを提供する』という企業理念を体現してくれています。治療技術だけでなく、その人の人生が良くなるにはどうしたらよいかを考えながら施術していますので、そこにご評価をいただいているのだと思います。

日下部もともと千葉県のご出身なのですか?

真継江戸川区出身で小学生の時は浦安に住んでいましたが、父の事業が傾いたときに船橋に越してきました。アメリカから帰国して結婚することになり、妻の地元である千葉に新居を構えました。

日下部とても素敵な美男美女のお二人で仲も良いですよね。奥様はCA(客室乗務員)だったとお聞きしましたが、真継さんの患者さんだったのですか?

真継実は妻も以前趣味でトライアスロンをやっていて、その共通の知人の紹介で出会いました。今は仲が良いですが、ちょっとしたことで言い争いになってしまう時期がありました。
私の仕事が軌道に乗って、彼女は私を支えるためにCAを退いたのですが、2011年に彼女のお母様が倒れてしまい、献身的に介護をしていた彼女自身も体調を崩してしまいました。
妻は人のために頑張ることができる人ですが、私は自分がまず成長し満たされたら人に関わっていくという考え方でしたので、自分の仕事ばかりに目がいって、稼いでいれば責任を果たしていると思い込んでいたのかもしれません。

院内

日下部今は仲良く頑張っているお二人の姿からは想像できませんが、いろいろあったんですね。

真継私はアメリカで修業したことで、他にはない技術があるというプライドがありましたし、プロフェッショナルとして自分の求める基準も高くて・・・相手が嫌いとか潰そうとしていたわけではありませんが、育て方がかなり厳しかったようで、開業当初は離職も多かったですね。
その当時は私自身も人間関係に強いストレスを抱えていましたので、妻も私も苦しい時期でした。

治療家仲間の劇的変化。研修で気づいた目的の欠落

日下部淑美

日下部 淑美(くさかべ よしみ)

BODY INVESTMENT代表
フードエリート / 真実の予防医学食研究家 / 管理栄養士

プロフィール

日下部過去離職が続いたという苦い経験を糧に、今の素晴らしい従業員育成につながっているのだと思いますが、その転換になるきっかけはあったのですか?

真継父の事業が傾き、両親は憎しみ合って離婚、父は倒産後に健康を害して入退院を繰り返し、最後はベトナムの病院で寝たきりで亡くなりました。異国の地で本来の望む姿ではなく亡くなったように思います。
その影響で事業が失敗することの恐怖心がとても強く、開業当初はとにかく起動に乗せることに注力して、自分がしっかりしなければ、成長しなければと思いながら、人の2倍も3倍も働きました。
治療技術以外にも、タイムマネジメントや人間関係のことも学んでいたのですが、治療仲間の先生があるとき劇的に変わった姿を目の当たりにしたんです。

日下部劇的に変わったとはどのような変化だったのですか?

真継彼も私と同じ時期に開業し、従業員の問題など同じような悩みをもっていましたので、よく相談や情報交換をしていたのですが、彼はある時から2院目、3院目と順調に事業を展開していくようになりました。
話を聞いてみると、彼も厳しいタイプでしたが、ある時から全く怒らなくなったそうです。当時の私はまだイライラしていて、怒らないのはただ怒りを抑えているだけだろうと思っていました。
それから彼が参加しているアチーブメント社で、何のため誰のために仕事しているのか、そもそも私は何故この人生を生きているのかを考える、「目的との出会い」というテーマの研修を受けました。
目的が欠けていると、目標を達成しても結果として人間関係が悪くなったり、健康を害したり、父のように一時期は良くても最後は全てを失ってしまうことになります。私は目標だけを追っていたようで、人生の目的を探るため、仕事や家庭が大変なときも自問自答し、セルフカウンセリングを徹底的に行った結果、子供の頃の原点に辿りつきました。
父が事業を始めた頃は従業員も一緒に暮らしていて、20歳前後のお兄ちゃん達にいつも遊んでもらい、毎日がとても楽しかったのですが、小学校に進学するタイミングで一軒家に引っ越したことで、従業員との暮らしが終わりました。
自分にとって、愛し愛される仲間と一緒にいることが、とても価値のあることだと気づき、自分の目的は“人を愛し感謝して貢献したい”ということに辿りつきました。
妻とも同じ根っこをもっていましたが、私は人に良くなって欲しくて厳しく接し、妻は人に良くなって欲しくて尽くす。表現方法が違っていたのだと思います。

日下部なるほど。

真継私に反抗的だと思っていた社員と話をしたとき、実は私のことをとても心配しており、“何か役に立ちたい”と考えてくれていることがわかりました。
人は心に思っていることを上手く表現できないことがあり、“人にはそれぞれ思いがある”ということに気づいたとき、人の良いところを引き出してあげたい、縁ある人を幸せに導いてあげたいという想いが固まり、患者様やスタッフとの関わり方も変わっていきました。

日下部治療家仲間の方のように、真継さんも変われたのですね。
ホームページのブログにもスタッフさんがとても良い笑顔で写っていて、仕事を楽しんでいる雰囲気が伝わってきます。過去には離職が多かったようですが、開業当時からのスタッフの方は今残っているのでしょうか?

真継公津の杜の院長は、高校2年生の頃から働いてくれています。彼は高校野球のエースでピッチャーでしたが、大会前に肩を壊し、病院や治療院から「もう投げられない」と言われていたのを、私が1度で治し、大会も最後まで投げる切ることが出来たそうです。
その後、当院でバイトをしたいと連絡があり、学生期間中は当院で週末だけバイトし、そのまま就職してくれました。

日下部では、彼は社長の厳しい時代も知っているんですね。

真継厳しい時代も知っていますし、何度も泣かせました(笑)。もう一人長く働いてくれているスタッフがいますが、彼らは厳しい中でも私の想いを理解してくれたんだと思います。とはいえ、私の厳しさがずっと続いていたら、今の彼らとの関係性は無かったかもしれません。
選択理論心理学の考えは、外的刺激で相手をコントロールするのではなく、内的コントロールで選択するのは自分になります。私も最初から出来たわけではありませんが、学びながら相手の話を聞き、受容や支援をすることで関係性が良くなっていきました。
10代から一緒に働いてくれていたメンバーが30代で院長になり、結婚して幸せな家庭を築き、職業人としても特別な技能で患者さんに貢献してくれている・・・私が開業したときに求めていたものは、こういうことだったんだと感じています。

真継 善久

日下部従業員の教育にも力を入れられていて、私も食養生の研修をこちらでさせていただいていますが、他にはどのような研修をされているのですか。

真継アチーブメント社の研修で、選択理論心理学とアチーブメントテクノロジーという目標達成のロジックがあります。これは300を超える技術があるので、簡単には習得できませんが、新人育成のプログラムからステップを踏んでいくことで、何のためにこの仕事をしているのかといった意識付けや意味付けを学ぶことができます。

日下部目的意識を持った人材育成ですね。

真継多くの経営者が事業立ち上げ時はトッププレーヤーなので、自信もあるし結果も出すことができます。しかし相手に好きになってもらえなければ、どんなに良いものを提供していても、欲しいとは思ってもらえません。人間性が抜け落ちてまず技術とはなりませんよね。
逆に相手に望まれるような人間性を身に着けられたら、“あなたに会いたい”となり、その上に技術が重なれば最強です。
当院の治療の考え方は“全体治療”です。新人なら最初は受付や機器のセットなどの下働きをしてもらいますが、一つの治療のワンピースなんだという想いで仕事をしてもらいます。
例えば、宇宙船を作る場合、自分は宇宙船を作っているという想いでネジを締めているのか、単に1本のネジを締めていると思うかで、作業は全く違ってきます。
新人でもちょっとした一言で、患者さんを救う可能性がありますので、“来て良かった、あなたに会えて良かった”と思ってもらえるように、患者さんに接してほしいと伝えています。
“自分は新人だから、まだ下手だから”と、自分で自分を閉ざして無難な仕事しかなくなる傾向がありますので、そこを脱してほしいですね。

日下部素晴らしいですね。なかなか従業員全体にそういう考えを浸透させるのは難しいですよね。

真継そうですね。考え方が違う人には伝わらないと思ったこともありました。
ただ解ったことは、私自身の考えが固まって、初めて相手に伝わるということです。妻にもよく指摘されますが、前にも同じようなことを言ってきたはずなのに伝わっていないのは、“自分のあり方”がまだまだ未熟だったということなんです。

日下部私の主人も経営者で、当初はワンマンでやってきましたので、従業員は社長を怖いと思っていたと思うのですが、今は自分を変えていくというステップを踏んで、従業員に任せるようになりました。
トップは自分でやってきた自負があるので、人の意見を受け入れない傾向がありますが、主人は自分の足りないところを理解していて、素直に人に意見を求めて聞ける人なんです。

真継まさに成功者の考え方ですね。アチーブメント社の青木仁志社長が講演で話された “素直さが大事”という言葉が心に残っているのですが、素直さというのは原理原則に対して素直であることであり、誰かに言われたから鵜呑みにし、盲目的に従順になることではなく、目的目標に合わせて素直に動けているかということです。
私はエゴもありますし、自分勝手な道に外れていくところがありますので、だからこそ自分を律する学びの場が必要だと思っています。学ぶことで出来ないことが出来るようになったり、治せなかった患者さんを治せるようになったり、チャレンジとして可能性を追求していくことが大好きなんです。
開業時から休日になれば学びに行っていましたが、自分は成長できても社員は変わらない空気感で仕事をしているので、自分との温度差が激しくなっていきます。
ただでさえフラストレーションを抱えているのに、さらに葛藤するようになってしまったので、自分だけで学ぶことはやめ、社員の中で学びたいという人には、一緒に学んでもらうようにしました。

患者さんへの説明

日下部立候補制なのですか?

真継最初は半強制的でしたが、希望者のみにしたところ、徐々に参加する人が増えて、結果的に全員が自主的に学ぶようになりました。自ら学びたいというメンバーと共に学びを深めていくことで、社員一人一人が組織や患者さんのために何ができるかを考えて行動するようになり、会社全体の雰囲気がとても良くなっていきました。
私は経営者なので、自分が成長し続けることは必須ですが、社員が学びたいと思える環境づくりは会社の成長のためにとても大事だと感じました。

日下部それが現場で活かされて、患者さんの評価につながっているんですね。

真継お陰様で経営は順調です。目標ではなく目的を明確にし、計画を立てて行動した結果だと思っています。

80歳になっても今が一番幸せだと言える人生に

真継 善久

日下部以前インタビューをさせていただいた社会保険労務士の平野厚雄さんも、アチーブメント社の研修を受けられて変わったとおっしゃっていました。

真継平野さんは今プロスピーカーという講演活動をされています。
プロスピーカーは、社会貢献を目的に講演活動を行うプロ講師のことで、一般財団法人日本プロスピーカー協会が日本全国に1000名のプロスピーカーを養成するプロジェクトを進めており、現在は300名ほどのプロスピーカーがいます。
プロスピーカーの中には、プロ野球コーチや学校の先生、経営者など、様々な肩書の方がいらっしゃって、その方々が全国で活躍をした先には“いじめ、差別、虐待のない社会が待っている”との思いを持っています。
私も3月そのプロスピーカーの試験を受けましたが、そのときの試験官が平野さんで、結果は合格ではないナイストライとなりました(笑)試験の評価は、話し方が上手いとかではなく、“あり方”をどう伝えているのかが問われるのですが、まだ足りないところがあることを気づかせていただきました。そこに徹底的に向き合い、お陰様で5月に無事にプロスピーカーになることが出来ました。
この団体の活動を通じ、出来ることを突き詰めて、私もその1000人のうちの一人として活動していきます。

日下部素晴らしいですね。プロスピーカーの資格を取得した後は、何をされるのでしょうか?

真継自社、地域、業界の3つのカテゴリーで考えていることがあります。
まず自社ですが、私と同じプロスピーカーを3年後までに5名輩出していきたいと思っています。チャレンジすることで、彼らのリーダーとしての成長が期待でき、それが次世代の教育に繋がります。
それから患者さん向けに選択理論心理学を伝えていきます。選択理論心理学はアメリカの精神科医ウイリアム・グラッサー博士が提唱している心理学で、薬を使わずにカウンセリングで精神疾患を改善する手法を体系立てたものです。選択理論心理学は人間関係の技術ですが、“病は気から”の言葉のように、患者さんの多くは家族間も含め人間関係のトラブルを抱えた方が多いです。
我々の治療院も薬を使った治療ではなく、改善を追求していますので、患者さんの心が求めることを理解し、ケアしていくことで治療効果も上がります。個々の成果はもちろんですが、患者さんへの勉強会なども開催していきたですね。
地域においては、父が会社を倒産させてしまった経験から、経営不振によって多くの人が人生を狂わせてしまう怖さを知っていますので、私達の治療院での取り組みがモデルケースとして、経営や組織づくりのお役に立てればと考えています。
業界に関しては、予防医学です。国内の鍼灸院受診率は約7%で、ほとんどの人はまず病院に行きますが、アメリカでは鍼灸やカイロプラクティックに最初に行く人が30%となっています。日本も鍼灸やカイロプラクティックがファーストチョイスになるような業界にしていきたいですね。
それから、治療院は悪くなってから通うものと思われている人がほとんどです。死ぬ前は寝たきりになることが常識になりつつありますが、私は予防に取り組んでいれば、そんなことはないと思っています。
予防医学の視点からも、治療院はこれからの日本を支える存在になります。当院だけではなく、沢山ある治療院の一人でも同じ考えで目の前の患者さんの治療にあたっていけば、結果的に世の中を変えるような価値観につながると思っていますので、講演活動やコンサルティングをしながらこの想いを伝え、業界を変えていきたいですね。

日下部プロスピーカーの先にある3つの展望も素晴らしいですね。

真継30年続く企業は5000社に1社と言われていますが、弊社は今年の5月でちょうど15周年を迎えます。父は会社を27年で倒産させてしまいましたが、父も経営のロジックなどを学ぶ機会があれば、従業員や家族との関係、父自身の健康なども、あのような結果になっていなかったと思います。
私は今50歳ですが、健康に関わる仕事をしておりますので、“真の健康の追求”をテーマに、私自身が健康を追求し、父の亡くなった年齢でも自己ベストを更新できるような体でいたいと思っています。
2050年に私は80歳になりますが、日本の人口予想数の分布図をみると80歳が一番多くなります。今の常識から考えれば80歳は寝たきりの人が多く、暗いイメージになりがちですが、私は80歳になったときに、「人生で一番幸せなときはいつですか?」と質問されて、「今です」と答えられる人生を作っていきたいと思っています。体力、知力ともに最高潮を迎え、最高の人間関係と最高の経営をしていたい。そう決めています。

日下部 淑美

日下部決めている。それは実現しますね。

真継そのために30年を逆算して効果的な行動を自分が体現していくつもりですが、自分だけが良ければ良いのではなく、同世代や周りの人みんなが、80歳になったときに人生で一番幸せな状態でいられたら、世の中は凄いことになります。AIの時代になっても、人が生きることの価値を見せることができれば、後から続く人達にとっても意味のあることになります。

治療院と病院を融合したクリニック構想

真継 善久

日下部今ご自身が取り組まれている健康管理について教えてください。

真継運動は好きなので、放っておけばジムに行ったり泳いだりしています。トライアスロンは3年くらい休んでいますが、競技をやっているときの方が不健康でしたので、大会には楽しみながら出たいと思っています。

日下部やり過ぎてしまうのですか?

真継はい、今はそういうことはありませんが、当時は膝が痛くても走っていましたし、だいたい朝起きたら体が痛かったですね。それから妻が料理好きで、野菜中心の食事を考えてくれているので、コンビニのものは食べないようにし、去年1年間はお酒もやめていました。
また、健康を左右する部分で大きいのは心ですので、自分の感情を見つめて整理し、消化できるように、起床後5~10分間、瞑想的なものに取り組む“セルフカウンセリング”を行っています。

日下部忙しい人は朝の5分が作れないものですが、素晴らしいですね。

真継時間管理は緊急なものと重要なものに分けられるのですが、人はどうしても緊急なものに流されてしまいがちになります。緊急で重要なことはまず終わらせますが、多くの人は緊急で重要ではないことをやってしまうんです。

日下部緊急で重要ではないこととは?

真継人に任せられるものです。良い悪いではないですが、例えばゴミ捨てや急なアポイントなど。緊急度は高くても会ってみるとたいしたことのない内容だったり。フォーカスしたいのは“緊急ではないが重要なこと”なんです。健康づくりは重要ですよね。

日下部重要です!

真継歯が痛くないのに歯医者に行くのは緊急ではありませんが、歯が痛くて眠れないような状況は緊急です。腰が痛くて動けないときは緊急で重要ですが、治ってから予防のために定期的にメンテナンスするのは、緊急ではないけれど重要なこと。その領域にどれだけ時間が取れるかが、タイムマネジメントの考え方です。

日下部耳が痛いですね(笑)。

真継私も上手くできていたわけではありませんが、それを学んでから自分にとっての“緊急かつ重要なこと”、“緊急でないが重要なこと”をリストアップしたとき、辿りついたのが自分の学習と能力開発でした。自分の成長無くして時間は作り出せないので、社員と一緒に学ぶことに重点的に時間とお金をかけることに決めました。
3日間の研修があれば、治療院も3日間閉めることになりますので、社員研修には結構な投資をしていますね。

院内講習会

日下部お店を閉めるって怖いですよね。

真継最初は怖かったです。治療院の休日に研修を行う場合もありますが、閉めて行う場合も多く、その間は患者さんに迷惑をかけてしまうのではないか、売り上げは大丈夫だろうかと不安になります。
しかし、今やっておかなければ、結局その先に問題が発生する可能性があります。今重要なことに取り組んでおけば、結果として緊急なことを減らすことができるんです。

日下部なるほど。もう十分プロスピーカーができますね。

真継ありがとうございます。プロスピーカーの合格は一つの目標なので、こだわっている自分もいるのですが、日々伝えていくことが大事だと気がつきました。
“知る、分かる、行う、出来る、分かち合う” という学びの五段階があります。言葉は知っているけど、よくわかっていない。その後、実行に移しているかというと、ほとんどの人がやらない。やっても出来ないこともありますが、やらないと出来るようにはなりません。そして人に教えていくのですが、教える中にもまた壁があります。

日下部先ほど大きな3つの展望を伺いましたが、セドナ整骨院としての今後の展望を教えてください。

真継今までの治療院は、対症療法が中心でしたが、これからは予防が大事になるため、悪くなる前に予め手を打っておく事前対応能力が求められます。そうなるとタイムマネジメントスキルを応用できますし、東洋医学は未来予測もできますので、患者さんに真の健康をご提供できるようなると思います。
ただ、治療院を増やすのはもう1院程度にしようと考えていて、今後は陰陽五行を中心とした女性向けのヘルスケア施設を作る予定です。わかりやすく言うと、体の不調を治しながら綺麗になれたり、腰痛で来院したらウエストがくびれてしまったり、頭痛で来院したら小顔になってしまうなど、表面的なものではなく、根本的なところから心と体のケアができたらと考えています。
本質を追求し活躍ができる超一流の女性の力を借りて、陰陽五行の考え方、技術、さらに価値のあるものを空間含めて提供したいですね。

日下部流行りそうですね。女性の力に魅力を感じているのですか?

真継もともと当院には男性スタッフしかおりませんでしたが、妻が加わったことで女性スタッフも増えました。女性の力はこれからさらに必要になると感じています。
それから、治療院を全国的に広げていくためには、フランチャイズという構想も視野にいれています。ただ店舗を増やすというのではく、価値を広めていく展開にしたいですね。
さらに治療院と病院を融合したクリニックの構想もあり、治療院の傘下にクリニックを入れることや、治療院に医師を配属することも検討しています。

日下部素晴らしいですね。自由診療クリニックに治療家が入り込んでいくというのはありますが、逆に治療院に医師が入るというのは聞いたことがありません。

真継入ってもらう医師にも魅力を感じてもらわなければいけないので、我々のレベルアップも必要になります。実は産婦人科とコラボをしたいというスタッフがおりまして、医師と情報交換するなど知識を深めています。
それから以前、二人目を妊娠中の産婦人科医の奥様が、体調を保つために当院に通われていたのですが、過去一番体調が良い妊娠期間だったとおっしゃっていました。また逆子でしたので帝王切開予定だったのですが、逆子が治ってしまいお腹を切らずに産むことができました。
これからも、こういう事例を増やせるようにするとともに、スタッフたちがどんどん活躍できる仕組みを作っていきたいと思います。

日下部可能性が広がりますね。今日は学びの多い素晴らしいお話をありがとうございました。

真継 善久・日下部 淑美

日下部淑美からひとこと

話を聞いてワクワクする感覚を味わえるインタビューでした。 自分の夢ではないのに、人の夢にワクワクする感覚がその人を応援したいという気持ちにつながるのではないかと思います。それは自分では気づいていなかった奥底の願いを相手に投影し、一緒に夢を叶えていくのかもれません。
これからの未来像を自分だけではなく、周りの人達と共に描き、イメージさせる力がある人だと感じました。イメージ出来れば現実化すると言います。
沢山の人と同じイメージを描くことで、確実な未来を築く。未来が楽しみになりました。

会社データ 関連リンク

株式会社MATSUGI

千葉県佐倉市表町3-26-20

TEL: 043-485-7977 / FAX : 043-485-7977

代表者:真継 善久

セドナ整骨院 鍼灸院 カイロプラクティック 千葉駅前院

セドナ整骨院 鍼灸院 カイロプラクティック ユーカリが丘本院

セドナ整骨院 鍼灸院 カイロプラクティック 公津の杜院

セドナ整骨院 鍼灸院 カイロプラクティック 八千代村上院

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