少食でもカラダが元気で健やかにいられるのが豊かな食事

株式会社リブレライフ 代表取締役

町田 建治

BIでも大人気の「豆汁(とうじゅう)グルト」を開発・製造している株式会社リブレライフの町田社長。会社立ち上げの経緯や商品への想い、日本の食品の現状まで、健康の本質について対談させていただきました。

食にこだわる町田社長のご経歴

町田建治

町田 建治(まちだ けんじ)

昭和13年の寅年生まれ
北海道大学水産学部を卒業後、大手食品メーカーに就職。
2000年に61歳で現在の会社である株式会社リブレライフを設立し、米と豆に特化した栄養食品の開発と販売を行っている。

日下部町田社長はなぜ「食」に携わることになったのですか?

町田親父が朝鮮総督府に勤めていたことから朝鮮で生まれ、戦後の混乱期に日本に引き揚げてきました。当時は食べるものがなくて、1日の食事は2食で、雑炊やサツマイモがほとんど。昼は弁当も持って行けなかったので、「家に食べに帰る」と学校を出ては、外をほっつき歩くという少年時代を過ごしていましたね。正直、飢餓がどれだけ辛いことか!なので「食」に対しては特別な思いを持っていました。

日下部そこで食品メーカーに就職したのですね。

町田北海道に憧れがあったので、北海道大学の水産学部を選び、そのまま食品メーカーへ。以降、40年間ずっと冷凍食品部門で働いてきました。

日下部冷凍食品部門で40年働く中で、何か思うことはありましたか?

町田ありましたね。冷凍食品は冷凍という手段で防腐剤も入れずに長持ちもするので保存するには一番良いものだという理屈なんです。

日下部私たちも野菜なら上手に冷凍食品を使いましょうなんて言いますよ。

町田当時は、スーパーで売れる、業務用でもニーズが高まり給食でも使う、レストランでも使う、ということで大忙しだったのです。新商品ができると子供たちに「シュウマイができたよ」「餃子のサンプルもらったよ」と食べさせていたわけですが、実は子供たちにアトピーが出始めてしまって。おかしいなと思いましたよね。特に2番目の子供が一番ひどくて顔中が腫れてしまうような感じで、今でも苦しんでいます。

日下部冷凍食品とアトピーに何か関係があったのでしょうか?

町田よく考えると、冷凍食品や加工食品の原料となる海外からの輸入小麦粉は、船便で日本にやってくる際に防虫剤などの大量の農薬が使われていました。

日下部輸入ものは果物も同じですよね。害虫、カビ、防腐剤と大量の薬を撒かれて日本に入ってきますからね。

町田生命体を生かすという考え方ではなく、コストや腐らないことが大事。アメリカに日本が戦争で負けてからかな。日本の食は大きく変化してしまいましたね。たまに弊社主力商品の米糠も「一番農薬がたまっているところじゃないの?」と言われるのですが、検査してみても農薬は検出されない。作物を作るときより、運ぶときのポストハーベスト農薬の方が問題かもしれません。

元気で長生きになるような食品をつくろう!

日下部淑美

日下部そこで会社を辞められ、起業されたんですね。

町田今、生活習慣病など食に起因する病気が多いですよね。何故かと考えると「やはり食生活が間違っているのではないか」という思いが以前からあったわけです。そして、一般的なスーパーマーケットは、何でもあるように見えても、本当に欲しいものって実は何にもないと思ったんです。
太陽のエネルギーを浴びた食品ではなく、工業的に精製されたものが並んでいて、カロリーはあるけど栄養がない。現代の病気のほとんどは栄養失調。つまり、栄養のない食事が原因になっているんじゃないかと思うのです。
健康的に生きてくために本当に欲しい物は、カロリーがなくて栄養があるもの。でもそれがスーパーには売られていないよね。よし、じゃあ子供も巣立ったので、会社を起こして元気で長生きになるような食品をつくろうというのがこの会社をつくるきっかけになったわけです。

まず着目したのは玄米オイル

玄米オイル

日下部起業してから16年ですが最初はどんな形で始められたのですか?

町田最初は資金が無かったですから、捨てられてしまうようなものの中の本当に栄養のある米糠やおからをターゲットにして最初はコストのかからない範囲で本物の商品を作ろうと思って始めました。そして米糠から採れる玄米オイルも商品にしました。これは不飽和脂肪酸なのに酸化しにくいことが特徴で調理にも重宝するものです。さらには酸化しないだけでなくUVカットの効果もあるので肌にもつけられるのです。

日下部この玄米オイルは、料理に使うにはとても良いですよね。香りや味も強くないので料理の邪魔もしませんし、私も大好きです。

町田この玄米オイルは「2年間酸化しない」というデータもとっております。玄米というのは夏の強い日差しを受けて育ちますから抗酸化力が高いだと思うのですね。なので、あえて透明の瓶に入れて販売しています。「よく酸化しちゃうのではないですか?」と言われますが、その説明が営業トークになる(笑)

日下部そうですね。米は寒い冬の間、人間の生命を支えるエネルギーの宝庫ですから、夏の日差しから抗酸化力が上がるというのも納得ですね。

町田建治×日下部淑美

大豆の力に着目した豆汁(とうじゅう)グルト

豆汁グルト

町田次に、4年ぐらい前から「大豆」に着目しました。大豆という食品は奥深いのです。大豆はなんでこんなに小さい豆なのに「大豆」というのか。小さい粒ながら、多くの栄養素が入っている。そして私はその栄養成分を丸ごと食べられるようにしたいと思いました。

日下部それで豆汁グルトを作ったのですね。

町田豆を潰したドロドロの状態の汁と同じ状態のものをヨーグルトにするので、丸ごと大豆を食べるのと同じ栄養を摂ることができ、さらに生きた乳酸菌も摂れるというわけなのです。

日下部私は、リブレライフ社のこの豆汁グルトが画期的な商品だと思っているのです。やはり牛乳から作られるヨーグルトは、いくら乳酸菌という良い菌が入っているとは言え「本当に良いのか」という疑問がありました。調べれば調べるほど良くないということが分かってしまうのですよ。胃腸内視鏡学のパイオニアの新谷弘実先生も健康のために毎日普通のヨーグルトを食べている人は腸相が悪いと断言しております。最近は「豆乳ヨーグルト」というのも出回り始めていますが、美味しく食べるために砂糖がすでに入ってしまっていたり、大豆その物でもありませんのでこちらの商品の「豆汁グルト」に比べると栄養価も低いものになりますよね。

町田オカラのない豆乳のヨーグルトは菌が繁殖しにくいので、ヨーグルトになりにくいと思っています。

日下部豆汁グルトは私も大好きで、リピーターです。私達のところから購入してくださるお客様もリピーター続出です。なんとか多くの方に「牛乳から作られるヨーグルトは体にいい」から、丸ごと大豆から作った「豆汁グルト」にシフトしてほしいなと思ってしまうわけです。

今と昔の食事の栄養の違いとは?

日下部淑美

日下部 淑美(くさかべ よしみ)

BODY INVESTMENT代表
フードエリート / 真実の予防医学食研究家 / 管理栄養士

プロフィール

町田今と昔では便の量が全然違う!昔は食物繊維の摂取量が1日当たり30gくらいあったので、毎日大量の便が出るわけです。

日下部そうですね。今では約10gしか食物繊維は摂取できていないですよね。

町田毎日しっかり便が出ることくらい一番の健康の証はないのです。昔は風邪も引き難かった。食べる内容は貧しかったかもしれないが、栄養からみたら今より豊かな食事だったのだと思うのです。

日下部お米を食べる際には白米と玄米のどちらが良いかという議論もありますが、高齢者の方ほど白米への憧れがあった時代を経験しているようで、なかなか玄米を食べようとしないですね。

町田それはありますね。栄養よりも味覚で美味しいと思ったものを選んでしまうものです。しかし僕はやはり「食品は丸ごと食べる」ということが基本だと思うのです。

日下部日本では江戸時代に「江戸患い」というのが流行りましたよね。これは脚気(かっけ)という病気ですが、お米を玄米から白米にしたことで起きた病気で要は栄養失調と言われています。今では脚気は聞かない病気になりましたが、それは白米で不足している栄養を「おかず」で摂るようになったから。でも本当は主食のお米にしっかり栄養があれば、おかずはそんなに必要としない。でも白米にしてしまうとおかずで補う必要があるのです。しかし現在の日本では「おかず」に問題があり、脚気にはならなくとも他の生活習慣病が増えてしまったわけです。

町田日本人にとって必要な栄養とはお米と豆を中心に食生活が組み立てられてきた。牛乳もないし、肉などもお正月くらいしか食べてませんでしたよ。日本でも「長寿村」というのがありますが、そこではその場所で採れるものだけを、丸ごと美味しく食べている。一見貧しいように見えますが、みなさん長寿で元気。

日下部そういう地域では、保存料や添加物の入った加工食品などに頼らず、その地域で育ったものを自分たちで調理して食べるという生活ですよね。都心などではそもそも自分で育てた野菜を食べるなんてできませんし、仕事して帰っていかに簡単に短時間で食事を用意するかというニーズに合わせて加工食品やインスタント食品が多く利用されてしまう。結局は生きた生命力のないものを食べているわけですよね。

町田生きた生命をいただく、というのが「いただきます」の語源といわれていますね。沖縄が良い例です。長寿1位だったのに一気に26位まで下がってしまった。アメリカ的な食生活に変わったことが大きな原因だと思うのです。

日下部やはり食の影響って大きいですよね。日本人はもともと乳がんはそれほど多くなかったのに、欧米食になって増えてきてますよね。前立腺がんも。渡米した日本人などは、日本国内で生活する場合に比べて何倍もの発症率になるらしく、乳脂肪や乳たんぱくの影響が大きく関与していていると言われますよね。

これからは何をどう選んでいけばよいのか?

町田建治

町田世界の人口から考慮すると、今は大豆を中国に大量に供給できる国はもうありませんよ。どこかの国だけが食糧を独り占めをすることは宇宙の法則からは許されないのです。なので、大豆は丸ごと食べる。油だけ搾って大豆カスをエサにするなんてとんでもない。やはり節度というものがあるわけですよ。もう美味しければ何しても良いという時代はもう終わっているわけです。「エンプティカロリー(栄養のない食品)」と言われる食品ばかり食べているとカロリー過多の栄養不足になるわけでカラダはいつまでも栄養不足なのでカロリー過多のものを食べ続けどんどん肥満も増えて病気も増えるわけなので、我々の商品はそういうものではなく丸ごと食べるような商品にしているわけです。

日下部今の日本人は、カロリーは高いが、栄養不足ですね。

町田人間のカラダは毛細血管の固まりなので、その毛細血管に血液が流れて循環させることが大切で、それは食が大きく影響しているのでそういう食品を選んで食べなければいけないと思っています。ところが血管を詰まらせる食品ばかりを食べているわけで、これでは生活習慣病は減らないですよね。

日下部結局生活習慣病は生活習慣を変えないと治らないですよね。

町田生活習慣病と医療費を考慮するとね、僕は生活習慣病の場合は医療費の負担が半額なんて時代がくると思っているんです。

日下部私は全額負担にしてほしいと思っているのです(笑)というのも、自分が日頃からセルフケアしてコントロールし健全な状態を保っている人が、摂生せず生活習慣も変えず好きなだけ食べたり飲んだりした結果、生活習慣病になった人を支えるなんてナンセンスですよね。

町田確かに、御神輿を担ぐ人と、御神輿にぶら下がっている人がいますよね。

日下部ぶら下がる人が重すぎるんですよ。もちろん、救急や急性の病気や事故、難治疾患などは保険を適用させてみんなで支えあう必要があると思うのですが、生活習慣病は自分次第で予防できますからね。

町田そのため、ヨーロッパなどでは甘い清涼飲料水に税金がかかったりするよね。

日下部そうですね。ソーダ税やポテトチップス税ってありますよね。日本でもそんな税金を設けてもよいですよね。

町田ヨーロッパではがん検診も無駄だっていう取り組みになってきましたね。予防として食生活をどうしたらよいのかっていうことを国が啓蒙をしっかりしていますよね。もっと日本も学んでがん検診を受けることだけが予防ではないですから、国が食生活などの改善啓蒙に取り組むべきですよね。

日下部同感です。

町田建治×日下部淑美

食事で変わる仕事のパフォーマンス

日下部淑美

日下部30・40代の方など仕事のパフォーマンスをあげるためにカラダのコンディションを整えたいという人が増えていますよね。私は食べ方、食べ物などで、パフォーマンスが全く変わってくると思っています。

町田特に中間管理職の人は病気になりやすいですよね。交換神経が高ぶっている状態なので、食事やお風呂などで副交感神経とバランスをとってしっかり休むようにしないといけないですよね。

日下部私も企業をまわって40歳以上の生活習慣病予備軍の方と面談させていただくのですが、原因不明の病気になる方がとても多いです。そしてうつも多い。

町田うつはセロトニンが足らなくなる病気だけど、セロトニンは乳酸菌によって腸でつくられるので、腸内環境が悪いとうつにもなりやすいですよ。うちの豆汁グルトを食べて腸内環境が良くなるとうつが治ってしまう人も!がんは「癌」と書くでしょ。品物がたくさんある、ってことなので片づけが下手で家にものがたくさん溢れてため込んでいるような人ががんになりやすいわけですよ。

日下部口が3つあるので、1日に3食しかもついつい食べ過ぎる人、というのもがんになると言いますよね。

町田自分の口に入れるものを栄養的に選べる人が元気で長生きなんですよね。

これからの展望

町田建治

日下部生きたエネルギーと栄養のあるものを食べると、これ以上要らないよとカラダはメッセージを送ってくれるので少量で満足できるのです。しかし、栄養もなく死んだ食品のようなものは、カラダはいつまでも栄養が満たされないため、いくらでも食べられてしまいますし、いつまでもカラダは満足しないというわけなのです。

町田やはり食事は、習慣ですよね。良いものを食べ続けるということです。豊かな食生活ってなんだろうね?というと美味しいものが一杯あるのが本当に豊かですか?ということです。少食でもカラダが元気で健やかでいられるような食事が本当の豊かな食事だといえると思うのです。食品工業という裏に隠されている、添加物や原材料などの問題があります。僕はその業界におりましたからこそ、今は元気で長生きできるような食品にこだわっているわけです。自分が広告塔なので自分でも元気で長生きしていきたいと思って食事も気を付けて少食にしています。

日下部これから作っていきたい商品はありますか?

町田カラダは弱アルカリ性なので、弱アルカリ性になるような野菜や海藻類の食品を提供したいとも思っています。また、今は交感神経優位の生活のほとんどで、カラダも冷えている人が多い。副交感神経が働いて安らかな気分で眠ることができるような、温める食品の「温陽」という領域の食品をつくりたいですね。

町田建治×日下部淑美

フードエリートからひとこと

町田社長が長年冷凍食品を手掛けてきた中で、何かを感じ、何かを変えていかないといけないという使命感を持ち、60歳を過ぎてゼロから会社を起こされました。
世の中のためになるような食材にこだわって経営をされているというのは、本当に素晴らしいことだと思います。ニーズも高まり、ファンも増えてきている時代ですので、長く継続して頑張っていただきたいですね。
私たちも、町田社長のような高い志で世の中に貢献している企業を応援したいと思っています。
今回はありがとうございました。

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