Bodyインベストメント

おはようございます。Bodyインベストメントの日下部淑美です。
いよいよ夏休みも終わり。今年は五運六気の冷夏予報は大外れ。暑い夏でしたね。
まだ残暑続きそうですので、夏の疲れが出る頃です。どうぞ皆さまご自愛くださいね。

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■食は血となり肉となる
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食べたもので私達の身体や精神はできている。そういって意義を唱える人はいないでしょう。でも実際に、食べ物がそのまま身体になっているわけではない。そう思っていませんか？
消化して吸収して、エネルギーになって、細胞が分裂して、新陳代謝して、、、形を変える。いいえ、実際は食べ物がそのまま小腸から赤血球になり、血液になっていきます。
その赤血球が多くの細胞を新しく作り出していく。まさに食べ物が血となり肉となるのです。
というのを発見したのは、腸管造血説を人生かけて唱えた千島喜久男先生。今の世の中は、血液は骨髄で作られるのが定説ですから、千島説は全く世に認めてもらえなかった説となります。
が、しかし千島先生のものを研究し観る哲学を知ると、決しての説が間違いではないと理解することができます。
知識人と見識者の違いをご存じですか？ただ知識を持っている人を知識人といいます。見識者は信念をもって自分の意見を貫ける人。100人中99人が自分の意見と違くても、自分が信念を持って見出した見解を曲げない。
見識ができると次に胆識の域に達するのです。胆識とは、信念を持った意見は、いずれ多くの人に影響を与え、その人にいつしか同じ意見を持つ人が現れ、付いてくる人が出てくるのです。
これは、論語に出てくる人間學の内容ですが、まさにこの千島先生は、世の中に認められなかった人。でも自分の信念を曲げず、見識者となり、亡くなった今でも多くの人が継承してくれる胆識者になっています。
本当のリーダーや成功者と言われる人は、知識学を学んだだけの成功や、生きる手段を学び評価されている人とは違い、人生をかけて生きる目的を持ち人間としての品格を持ち、広い視野と大事な徳性（人を思いやる心）、そして心の目を持つ人間としての魅力がある人が本当のリーダーではないでしょうか。
論語や易経のように四書五経などの教えを説いた人の多くは、人格者ではあったものの、大金持ちになるような成功者ではなかったのです。それでも後世まで教えが伝わっているという偉大さ。今の成功ノウハウ本などは、後世では役に立たないでしょう。
物事は長い長い目で判断する必要があり、短い期間で短絡的に即断できるものではないのです。
食は血となり肉となる。だから毎日食事をするのですから、体調がすぐれない人が最初にやることは、病院にいくことや薬を飲むことではなく、日常の中で何を食べているのか見直してみてくださいね。