Bodyインベストメント

【Vol.373】腸相

おはようございます。Bodyインベストメントの日下部淑美です。
梅雨が明けましたね。東京では金曜日に梅雨明けの発表でしたが、木曜には梅雨あけしていましたね。セミが鳴きだしていました。梅雨明けのサインは、初セミの鳴き声です。知ってましたか？結構知らない人もいるんですよね。

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■腸相
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どんな食事が腸を良くするのでしょうか？
頑張って”腸活”をしている人も多いと思います。私も腸に関しては、いつもいつも自分の腸を気にして向き合っていますが、なんせ覗くことができない分、気を使っています。
新谷弘実先生をご存じですか？『病気にならない生き方』という大ヒット本の著者です。この先生は、世界でも有数の胃腸内視鏡の権威。
実際に日米３０万人の腸を覗いてきた先生が言う言葉には説得力があります。この先生、腸内の相を人相になぞらえて、腸相という言葉を使います。この腸相の良し悪しは先の病気への発展も握っています。
その先生が、腸相が悪い人の特徴を伝えていますが、まず筆頭に上がるのが牛乳です。
牛乳や牛乳から作ったヨーグルトや乳製品を健康のために一生けん命とっている人に限って腸相が悪いそうです。まず、大腸ポリープなどが定期的にできてしまうような人は、牛乳など摂っていないか疑ってみましょう。
もし牛乳やヨーグルトを摂っているようであれば、控えてみる価値はあります。
そして次にトランス脂肪酸。トランス脂肪酸が多く含まれる代表はマーガリン。少し前の本になりますので、マーガリンを捨てなさいと言い切っています。
トランス脂肪酸といえば日本での規制や記載の必要性はありませんが、海外では当たり前に規制され記載もされています。最近は日本でもそれを反映して、記載するマーガリンも出てきています。企業も努力しているんですね。
そのあたりは評価していいと思っています。全てを否定するのではなく、努力されているものなどを選ぶということが大事ですね。
また酸化した油なども同様です。そしてやはり小麦の存在は侮れません。
結局、日本人が昔から食べていた発酵食品や、海藻などと精製していない穀類などを食べていれば、あまり問題は起こらないのです。
と言っても、最近は、”日本人の腸内はカビだらけ”という指摘もあります。善玉菌ではなく、日和見菌が圧倒的に多くなってしまう状態。この状態もおなかの中にガスがたまった膨満感や様々な不調の原因にもなります。
良いと言っても過ぎれば悪くなってしまうのです。もし、一生けん命腸活をしているのにおなかの調子が良くないという方は、腸活を辞めてみるというのも大事なことなのです。勇気を出して腸に良いものを控えてみましょう(笑)
大腸ポリープができる人、一度できると３年おきくらいにポリープができる場合が多いです。それは決して体質ではなく、日常生活がずっと変わらないからなのです。
もし心当たりがある人がいれば、ぜひ、日常生活の見直しをして腸相を整えてみてはいかがでしょうか。

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■著書のご紹介
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日下部淑美著書
●「The Japanese Food」（Kindle 英語版）
●「もっと知りたい日本食」（Kindle 日本語版）
●「A型のための病気にならない食べ方のルール」（かんき出版）
●「陰陽五行で体を整える健康ごはん」（マガジンランド）

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