BIメールマガジン

【Vol.357】すべては陰と陽

【BIメールマガジン Vol.357】すべては陰と陽

おはようございます。Bodyインベストメントの日下部淑美です。
例年なら桜開花の時期に今年はすでに満開の桜。そして春の嵐もあって、はやくも散り、桜というのは短い花の命の儚さを感じる花ですね。
今週はもう4月。入学式、入社式と、心躍らせている方も多いときですね。

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■すべては陰と陽
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陰と陽の話はなんとなく皆さんも理解されていると思います。世の中のすべてが陰と陽。この陰陽は深く、占いの世界でも陰陽無しでは語れません。
易経を勉強していますが、易には64卦の卦がありますが、あたるも八卦、当たらぬも八卦の卦を掛けると64卦が出来上がります。64の卦の一つの卦の中には、6個のストーリーがありますので、すべてで384の物語が詰まっているのです。
この384の物語はすべて陰陽のみで構築され、陰陽のみで物語を表しています。この陰陽の並びや組み合わせで解釈をしていくのが易です。易経はこの世で起こりうる事象に対する対策が詰まっているため、帝王学といわれます。
易経の中にはしんどい状況を示すような卦もありますが、どんなに状況が悪くても、どう過ごすかによって良くなっていけるということが示されているのです。易の中には、勝つためのことしか示されていないのです。
悪い状況も失敗をさけ、勝ちにいける策がわかる。良いときでも、調子に乗らない必要があることを示し足元をすくわれないように戒め、困難ごとを回避するようになっています。それがたったの陰と陽の2種の組み合わせだけで、384もの事象を表現しているのです。考えた人がすごい!!それだけ陰陽の世界は深いということも同時に意味していると思っています。
心と体の関係も陰陽。病気とは陰陽の陰の部分。体の見えるところは陽、陰が極まれば陽に出てくる。だからこそ、病気や症状はその部分だけをなんとかしても無駄なのです。そこには心の中の陰の部分が表れているに過ぎません。症状や病気の起こる部分はメッセージ性を表しているに過ぎないからです。
陰陽と五行を理解すると、世の中の見え方が変わります。自分との向き合い方が変わります。病気の見え方が変わります。陰陽は自然に調整がされていくものです。偏れば、必ず戻す作用が働きます。
「人は自然から離れるほど病気になる」ヒポクラテスの言葉ですが、これも自然の摂理から離れれば、自然なリズムを取り戻すべく病気を生んでしまうんですね。
すべては陰陽なのです。

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「陰陽五行で体を整える健康ごはん」(マガジンランド)

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