BIメールマガジン

【Vol.560】君子の徳は風、小人の徳は草

【BIメールマガジン Vol.560】君子の徳は風、小人の徳は草

おはようございます。Bodyインベストメントの四家よし美(日下部)です。
もうすぐお彼岸。暑さ寒さも彼岸までという言葉があるように、この週末の寒さもこの冬最後の寒さかもしれませんね。いよいよ本格的な春です。

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■君子の徳は風、小人の徳は草
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論語での孔子の言葉に「君子の徳は風、小人の徳は草」という言葉があります。ときに使う人もいるのではないでしょうか。
この言葉の背景は、あるちょっとダメの国の王が孔子に政治について相談を持ち掛けました。今、お上に背くような犯罪者が多くて困っていると。そこで、その犯罪者を全員処刑にして、従順に従うものを優遇するというのはどうか、と。
そこで孔子が次のように答えたのです。
何故政治をするのに人を殺す必要があるのか。あなたが良いことをしようと発っせれば、人民も自然と良いことをするようになるものです。君子(王)の徳は風、小人(国民)の徳は草。風が吹けば草は必ずなびくものです。と。
人が本気で良くしようとするなら、その気持ちは、相手に届き心を動かし行動を動かすものです。
そんな経験、皆さんもありますよね、人の気持ちが人を感化すること。応援したくなったり。結局その人の真意が問われているだけなんですよね。
もう一つ、このちょっとダメな王は孔子に別の質問をしました。国が乱れて盗人が増えてしまった。どうしたらよいかと。孔子は次のように答えました。
あなたが私利私欲を抑えて、厳しく税を取り立てることをお止めになれば、民は盗人などにならないでしょう。
盗人とは亡命者や反乱者のことも含む言葉です。今の日本は上記のような対策をするべきときなのではないかと思ってしまいます。酷く犯罪数が増加していますし、昔とは違う犯罪に手を染める原因も全て対策を怠けているせいではないかと。
財務省解体デモが起こっていますが、それもこの孔子の言葉に繋がります。
政府が自分たちだけ潤すことを辞めず、そのために税金に固執する。このようなことは易経に出てきますが、政治家は一度四書五経を学んでから携わってほしいものだと、勉強すればするほど思ってしまうのでした。

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