BIメールマガジン
【Vol.525】猛暑が続くと便秘になる?!
おはようございます。Bodyインベストメントの日下部淑美です。
梅雨も終盤。今度の週末にはセミの声によって梅雨明けの宣言が聞こえてきそうです。それと同時に週末から土用入りとなります。夏の土用の丑の日は24日と8月5日。やっぱり鰻ですかね。(笑)
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■猛暑が続くと便秘になる?!
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夏の気温が30度以上となり、更に35度以上の猛暑日が続くと便秘になる人が急増するらしいのですが、知っていましたか?自分も。。。って方はいますか?
実は暑い日には排尿の量も減ってしまうくらい、体は水分を必要としています。一つは汗の量が増える、もう一つは水は体を冷やす作用にも使われるのでちょっと浮腫む。
結果、いつもより大腸の水分も不足してしまうのだそうで、水分が不足すると当然便の量も減りますから、便秘になりやすくなります。
また、冷たいものを飲むことが多くなったり、エアコンの中にずっといたりと内臓が冷えてしまい、交感神経優位となり腸の動き(蠕動運動)が悪くなって便秘となってしまうというのです。それが夏の猛暑日が続くと顕著に便通に変化が起きやすいとのこと。
中医学的には便通との関係は「粛降」という氣の作用によって、下に降ろす働きが正常に働くことで正常な便通が得られます。
この粛降の働きは胃の力となります。下に下に食べ物をしっかり降ろしていくことで便通がおこります。もちろん、水分も必要なのですが、この胃の働きが弱くなることで便秘も起きやすくなると考えられます。暑くて食欲がないなんて人は要注意。
また胃の力と肺の呼吸によってこの「粛降」の氣は支えられています。水分をしっかりとるというのも必要ですが、胃に冷たいものばかりを入れてしまうと、胃の力を存分に発揮できません。
このように胃の下に降ろす力が発揮できないということは、当然、氣が上に上ったまま降ろせないということになります。結果夏バテのような症状やのぼせやすくなったり頭痛の元になったりするのです。
冷たいものばかりで水分補給をしないようにしてみてください。ついつい暑いと冷たいものが恋しくなりますが、せめて常温もし、猛暑が続くと便がでにくいと感じている人がいるなら、水分補給の温度にも気を配ってみてくださいませ。そして水分を多く含む食品、水溶性の食物繊維が豊富なものもとても良い食材となります。
梅雨があけるとそんな猛暑が続くと予測されます。是非上手な水分補給を心掛けて猛暑を乗り切ってください。
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■著書のご紹介
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日下部淑美著書
●「The Japanese Food」(Kindle 英語版)
●「もっと知りたい日本食」(Kindle 日本語版)
●「A型のための病気にならない食べ方のルール」(かんき出版)
●「陰陽五行で体を整える健康ごはん」(マガジンランド)
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