Bodyインベストメント

【Vol.404】人気のダイエットが腸内を乱す？！

おはようございます。Bodyインベストメントの日下部淑美です。
今年の年末年始は日本海側は雪が多かったようですが、雪も雨に変わり、積もった雪も水になっていく季節になってきましたね。
徐々に日中が暖かく感じる日が出てきました。春の足音が聞こえてきそうです。

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■人気のダイエットが腸内を乱す？！
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ダイエットをするのに痩せやすい方法として糖質制限は根強い人気です。いとも簡単に痩せますからね。でも糖質制限食をするとどうしても動物性のタンパク質が多くなります。
人は糖質を制限した場合、自分の筋肉を壊してエネルギーに変えてしまいますので、しっかりタンパク質を摂取しないと脂肪だけでなく筋肉も衰退して気づいたら、小さな段差につまずいて転んでしまったり、本当に知らないうちに筋肉が減ってしまっていますから、糖質制限をする場合はしっかりとる必要があります。そして糖質を摂らない場合は、体脂肪も落ちやすいのでダイエットとしては効果的。
でも本来のダイエットは健康になってナンボです。問題ないという医師もおりますが、完全にケトン食ダイエットやパレオダイエットをしてしまうと、腸内フローラが乱れてしまうということをフランスの研究で発表されました。
糖質制限をすると極端にビフィズス菌が少ないそうです。ということは大腸の環境が悪いということです。
悪玉菌優位の状態では、いろいろな毒素が放出され、身体の中でそれが悪さをすることも分かっています。ある程度の悪玉菌は必要ですが、善玉菌がかなり低下してい状況というのはよくありません。
この研究チームはケトン食、ビーガン、フレキシタリアン（植物ベース中心に肉などもたしなむ）、米国人標準食（砂糖入り飲料や加工食品が多い食事）などを比較した結果、腸内細菌の状況からフレキシタリアンが理想であることを示しています。まあ想像していた通りの結果ですね(笑)
腸内細菌のうち善玉菌は糖や食物繊維の分解を担当し、悪玉菌はタンパク質の分解を担当します。タンパク質はほとんど小腸で吸収されてしまいますが、大腸においては食物繊維が必要です。
ですからその繊維が少ない食事によって、ビフィズス菌が低下してしまったのだと思います。
ただ、タンパク質は意識しないと不足しやすい栄養素でもあります。身体の基礎をつくる大事な栄養です。
そこは最低限摂取できるように意識はしてくださいね。

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■著書のご紹介
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日下部淑美著書
●「The Japanese Food」（Kindle 英語版）
●「もっと知りたい日本食」（Kindle 日本語版）
●「A型のための病気にならない食べ方のルール」（かんき出版）
●「陰陽五行で体を整える健康ごはん」（マガジンランド）

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