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【Vol.361】高たんぱく食の真実はいかに

おはようございます。Bodyインベストメントの日下部淑美です。
東京は緊急事態宣言となってしまいました。ワクチン接種の進んだ国は逆に感染者が増えてしまっているという事実。オリンピックに向けて日本も必死な様子を見せていますが本当の真実はいかに・・・

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■高たんぱく食の真実はいかに
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ここ数年、糖質制限でダイエットや健康法として人気の高たんぱく食。実際にダイエットにもなるし、血糖値も上がりにくいということで、実践している人も多いのではないでしょうか。
ところが最近の研究では高たんぱく食の糖質制限食は、命の危険があるという研究報告があがり始めています。ラットをはじめ多種多様の動物、昆虫、細菌に至るまで、高たんぱく食・低炭水化物食における研究をした結果、高たんぱく食を強いられた後、高炭水化物食を好むようになることが明らかになっています。
調査の結果、食欲は自然と、タンパク質と糖質の割合を一定に保つように働くということだそうです。
長い間糖質制限をしたのちに、高糖質の中毒症状があらわれ、悲惨な過食に見舞われてしまう人が多いのも、バランスを取り戻すために起こってしまうのかもしれません。
また寿命の長さを餌から研究した実験結果から、高たんぱく・低炭水化物、高脂肪・低炭水化物、高炭水化物・低タンパク質の組み合わせグループの中で、高炭水化物・低タンパク質のグループが一番長生きだったという結果となったそうです。
ただし高たんぱく・低炭水化物を好む時期があるというのです。それは子孫を残す生殖妊娠時期と出産期。この時期は体の構成成分であるタンパク質を好む傾向になる結果が明らかになっています。
そのまま人に置き換えてよいのかは分かりませんが、かなり人でも近い結果になるのではないかと、私個人的には思っております。
ある乳がん女性が骨への転移もあり余命数か月の宣告を受け、その後9年?自力で生きています。乳がんは表面に出て破裂も経験したそうです。
その間、何年も食事療法をとりいれ頑張ったそうです。最初はゲルソン療法。次にケトン食(糖質制限)←このときがんは大きくなってしまったようです。そして、菜食からマクロビ。
今は、肉は鶏肉、プラス動物性は卵、魚。そして乳製品はとらず、玄米と体を冷やさない和食で一番安定していると。最後にたどりついた食事で体温も上がって、体調も良いそうです。
動物の本能から学ぶべき食のコントロールがあると常々思っています。病気のとき動物は食べずにひたすら寝て治す。消化酵素や代謝酵素の関係からしても、この動物の本能は明らかに正しい。またこの間、ひたすら寝る。体を動かさずに治療にエネルギーを注ぐ。下手に薬を飲まないほうが完治できることも多い。人間の本能はただの欲と変化してしまっているケースがあるように思います。
自然界からヒントを得ることは大事。動物や自然は我々にたくさんのことを教えてくれています。地球に感謝。自然に感謝ですね。
勘違いの欲ではない体の声。メッセージをちゃんと受けとれる自分になりたいですね。

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日下部淑美著書
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