本気で決意し、そうなれる自分を 証明していけば必ず思いは実現する

サステナブルズ メンタルコーチ

馬場 真一

父親の自殺がきっかけで、大学在学中にベンチャーのメンタルマネジメント会社創業参画。様々な苦労や経験を積み重ね、メンタルコーチとして独立した馬場さんに、思いを実現するための心の持ち方についてお聞きいたしました。

自分を責めた父親の自死
人の心を取り扱える人になりたかった

馬場 真一

馬場 真一(ばばしんいち)

メンタルトレーナーとして教壇に立つこと1800回。22年間で1万人以上のクライアントと接しマンツーマンによるコーチング累計3万回突破。ミス・ユニバース・ジャパンのファイナリストのメンタルトレーニング特別講師の実績をもつ。

日下部メンタルコーチとは、どんなお仕事をされるのでしょうか?

馬場心のあり方やBeingの部分を伝え、理念や価値観など、内側のブラッシュアップをサポートする仕事です。

日下部拠点は山口の萩市なんですね。22年間で10,000人以上のクライアントというのは、対企業ではなく、個人に対してということでしょうか?

馬場最近は半々ですね。もともと世田谷に住んでいたのですが、6年前に萩市に移住し、現在は吉田松陰を祀った松陰神社の裏手にある古民家に住んでいます。

日下部オンラインでメンタルサポートをされているんですね。

馬場もちろん可能なタイミングでお会いしたりもしますが、基本はスカイプを使用しています。

日下部メンタルコーチになろうと思ったきっかけを教えてください。

馬場僕の父は米屋から商売を始め、まだ全国的ではなかったコンビニ経営をアメリカで学んで、地元で開業しました。
当時、田舎町で朝7時から夜10時までお店が開いているというのは画期的で、遠くから車で買いに来てくださる方も多く、順調に売り上げを伸ばし、お弁当屋や本屋も含め、複数の店舗を経営していました。
アイデアマンだったので、今でいう蔦屋さんとスタバのコラボのように、カフェと本屋をコラボさせたりと、商売はとても順調だったんです。
しかし、僕が高校2年のとき、何かがきっかけでうつ病を発症し、半年くらいかけて父は壊れていきました。いつもニコニコして周りに挨拶をするような人が、別人になってしまったんです。
その当時、鬱病は病院で診てもらうという概念がまだなかったため、周りもどう扱っていいかわからず、どんどん酷くなっていく父を見て、“お祓いに行け”と言われたこともありました。
どうにか元に戻ってもらいたいと願っていましたが、結局父は自ら死を選んでしまいました。
そのときは、自分も家族も崩壊してしまったような状況でした。

日下部お母様は大丈夫でしたか?

馬場母は父の仕事の引き継ぎや、子供4人と従業員が路頭に迷わないように必死に頑張っていましたが、僕はうつの人に元気に接してはいけないということを知らなかったので、もしかしたら自分のせいで悪い影響を加速させてしまっていたのではないかと、自分を責めてしまったんです。
だから、人の心を取り扱える人になりたい、こういうことに対して太刀打ちできる人になりたいという想いをずっと持っていました。

日下部では、その頃から心理学的なことを追いかけてきたのですか?

馬場大学では心理学は専攻していませんでしたが、東京の大学に入って3か月くらいしたときに、地元の友人の紹介で、アメリカで心理学を習得し、広告の仕事をされているという方に出会いました。
その方は心理学の世界では大変な実力者で、その方といろいろな話をしている中で、初めてメンタルマネジメントという言葉を知りました。メンタルトレーニングは知っていましたが、メンタルをマネジメントするんだという感じで・・・その後、在学中にその方と一緒にメンタルマネジメントの会社を起業したんです。
就職する気もあまりなく、大学で学ぶ意味もあまり感じていなかったので、これはご縁だと思ったんです。

日下部起業した当時は苦労などありましたか?

馬場一緒に起業した方が社長になって、僕は役員だったのですが、創業して5年ほどたったある朝のミーティングで、「今日でここは解散。それぞれ好きなところで同じようなことをするか、別の好きなことをするか選んでください」と言われたんです。ベンチャー内ベンチャーですよね。
僕は他で何かすることは考えられませんでしたし、5年間で全体的な仕事も把握できていたので、札幌で一人腕試しをすることにしたんです。
昔はリストを買って営業していた時代もありましたが、お金をかけないやり方でいこうと、街に繰り出して知らない人に声をかけてリストをつくることにしました。
断られたり、嫌われるのが人一倍怖いタイプでしたから、毎日が戦いでしたね。

日下部淑美

日下部なんて声をかけるのですか?ナンパみたいな?

馬場まずはお友達になることが大事なのですが、男女とも”こんにちは”では足を止めてくれないので、最初の一言がとても大事なんです。最初は断られるのがショックで、本当に辛かったですね。怪しいと思われることも多かったですが、1日5人のリストを集めると決めて、1か月で150人のリストを作ることができました。

日下部一般的な視点だと怪しいですよね。(笑)

馬場はい。絶対怪しいです(笑)。学食やファーストフード店で隣に座った人に時間を聞くのですが、どうしたって怪しいと思われるので、それならそこから信頼関係つくればいいと考えました。最初に怪しいと、そうじゃなかったときに安心してもらえて、結果的に信頼を得ることができるんです(笑)

日下部最初がマイナスイメージだと、加点も大幅に増えていくんですね。

馬場続けていくうちに心が整い、自分の思いが明確になると、最初どう思われようが平気になり、3分あれば名前と住所と電話番号を聞けるようになりました。するとそれがまた次のアポに繋がっていくんです。

日下部どんなことを話して3分でリストをとるのですか?

馬場”これから自分は会社をつくろうと思っている。今いろいろな人の生の声をリサーチしているので、話しを聞かせてほしい。”というような感じです。アドリブなんですが、嘘をつかないことが大切です。

日下部それを創業当初だけではなくて、札幌に移ったときにもやられたのですね。

馬場はい。東京で創業のときはオーナーも含め3人で4年がかりでやりましたが、実はストレスで胃潰瘍、十二指腸潰瘍になり、吐血下血で6回も入退院を繰り返したんです(笑)

日下部それ、普通なら向いてないと思いますよね?(笑)

馬場でもそのおかげで、弱点を克服できたんです。自分が人に良く思われたいという気持ちを壊して、相手が自分をどう思うかをコントロールしてはいけないということがわかったんです。
わかるまでが本当に大変で、創業当初の渋谷時代は、嫌われたくないし、“あ~また断られた”みたいな毎日が悲しみの街「渋谷」でしたが、今振り返ると、いろいろなものを捨てることができました。
ゼロから作ることの喜びや、大変だった分、自信も得ることができ、何かあっても、もともと何もないのだから、そこからまた始めればいいと思えるようになりました。

日下部そういう経験を得て、札幌に行かれたのですね。結局、札幌ではどれくらいの方をサポートされたのですか?

馬場有料できてくださった方で2000人、無料体験を入れると2万5千人くらいです。

日下部凄い!2万5千人もナンパから集めるって凄いことですね(笑)

馬場途中からは“ナンパできないなんて軟弱だ!自分で狩りに出るんだ!”と思うようになっていましたね。部下にもそういう指導をしていたので“いまでは仏のような顔をしていますが、当時は鬼軍曹でした”と、当時の部下には言われています。

日下部今の馬場さんは、全て経験をして悟りの領域に達した感じを受けます。

馬場宗教団体を作ったわけではないのですが、札幌時代にはある宗教団体の事件があったことで、僕も何故か、“北の○○、A社B氏”と新聞沙汰になりました。しかも“本社爆破、馬場殺害”みたいな殺害予告を出されたこともあり、その時はさすがに身の安全のためにと警察が保護してくれて、犯人もすぐに捕まりました。

日下部札幌がそこまで大きくなったのに辞めてしまったのですか?

馬場 真一

馬場札幌の次は名古屋を任され、またナンパから始めました(笑)
その後は、東京、札幌、名古屋のスタッフサポート的な仕事をするようになり、拠点を巡るような生活でした。
そんな中で、だんだん自分のビジョンが見えなくなり、人生の意味を見失ってしまったんです。やるべきこと、果たすべきことはやっていましたが、自分の中で心が空洞化していて、この状態では人の心なんて扱えないと思い、一旦立ち止まって自己分析をし直し、ゴールを再設定して進みたいと思ったんです。

その人が行きたい所に辿り着けるようサポートするのがメンタルトレーナーの仕事

日下部淑美

日下部 淑美(くさかべ よしみ)

BODY INVESTMENT代表
フードエリート / 真実の予防医学食研究家 / 管理栄養士

プロフィール

日下部名刺にミス・ユニバースのメンタルトレーナーを担当したと書いてありますが、これは独立後に受けたお仕事なんですね。

馬場独立してすぐのタイミングでお話を頂戴し、引き受けさせていただいたのですが、会社を退いてすぐの本心は、この業界から一度離れるつもりでいたんです。ただ、妻と子供もいますし、退職金も貰わず辞めてしまったので、ホテルのルームサービスのバイトをやっていました。37歳にしてバイトデビューです(笑)。でもそれはそれで楽しくて、結局2~3年バイト生活をしていました。バイト先の社員方々と接していると、自立型と依存型の人が明白に見えて勉強になりましたよ。

日下部社会勉強をしながら、リアルな人間模様を見て分析し、学べたということですね。

馬場そうですね。20代の人にもこき使われていましたから(笑)。でも僕は社員の上の方々と同年代で、現場では一番年上だったので、周りも大事に扱ってくれましたね。
仕事は夜の10時から朝の7時なのですが、2時~5時はルームサービスの電話もほとんどない時間なんです。いつのまにか、その時間帯はスタッフの皆さんの相談を聴くカウンセリングタイムになってしまって、いろんな部署の方々が入れ替わり立ち替わり話をしにきてくれました。皆さんの実際の悩みは、仕事関係というより家族や子ども、将来のことなどが多かったですね。でもそこが固まると仕事もうまくいくので、大切なことなんです。そんな中で、ある社員から正式にサポートしてほしいという依頼をいただき、契約することになりました。

日下部そこからもう一度メンタルコーチとしてスタートしたということですね。

馬場そのタイミングで2人目、3人目と依頼を受けるようになってきて、“これはヤバい状況になってしまった.・・・戻ってきてしまった”と思いましたね(笑)。そのころあるランチ会で、ミス・ユニバースの社長と出会い、メンタル部門がなかったので、出来ませんか?という声をかけていただいたんです。

日下部やはりメンタルは大事ですよね。

馬場そうですね。僕の仕事は聞くことが仕事なんです。既にその方は答えを持っているので、考え方を共有し、答えに導きます。質問を絡めながら、思いや気づきを引き出し、自分の行きたいところに行けるようにサポートしていくんです。

日下部行きたいところに行くためのサポートって素敵ですね。

馬場例えばミス・ユニバースなら、優勝することが目的ではなく、優勝してどうなりたいのか。その先を見ていないと手段が目的化してしまうんです。目的と目標の違いをちゃんと分かってもらう必要があるんですよね。

日下部なるほど。それからは個人でメンタルコーチとして活躍されているわけですね。過去に入退院を繰り返したわけですが、そこまで苦しんだ経験はメンタルコーチを行う上で活きていますか?

馬場言っていることとやっていることの不一致というか・・・そういう自分と向き合ってみると、言っていることが出来る自分でありたいと思いましたので、これまでの常識や限界を超える努力をしましたね。

日下部自分の限界を超えようとする強さを持てる人はなかなかいないと思うのですが、やっていて難しいと感じることはありますか?

馬場本気で”こうしたい”と思うことは、必ずそうなれるから思うんです。そうなれる自分を証明していくことを決意すれば、必ず実現します。”手に入れることに決めた”という状態を作って、後はそれを証明していけばいいだけで、それがないとブレてしまうんですね。
決めて努力すると打撃もありますが、それを耐えていければ、向こう側にはちゃんと願いどおりの自分との出会いが待っているんです。したくないことなら苦痛でしかないですが、手に入れたいものや、それを達成する意味があれば、あとは全自動で達成出来てしまう。僕はそのサポートをしたいと思っています。

日下部馬場さんのお話を聴いていると、なんだか私もなんでもできるような気分になります。
私も人から相談をうけることが多くて、心理学的なことには興味がずっとありました。今回思い切って心理学の勉強をして、認知行動療法を含めた心理カウンセラーとメンタルトレーナーの試験を受けたんです。

馬場方便は大事ですよね。人が本来もっている自然の理を、人は本来分かっているはずなんです。本質に気づけば道理のとおりにできるのが人ですから。目先の欲求や外側からのエネルギーで、自己都合に展開するのではなく、本質を取り戻していくことで、本当の正しい選択ができるようになるのが一番理想的だと思います。
何かの本で読んだのですが、“自己”という漢字の“自”は自然の自で理。いわゆる宇宙です。“己”は”おのれ”ですから、己の道でみんな迷う。人間だから仕方ありませんが、家族構成や様々な体験を通した自分だけの頑固なフィルターを持っているということを把握し、そのために“理”を大事にして欲しい。“理”に立っていないと迷ってしまうんです。
外側の己の心は理屈なので、理が屈している状態。理で解くのが理解なんです。理解を深めるためには、自分自身を強化していかないと、自身の理とは繋がれません。理と繋がることができれば、今度はハンドルを握らせて、しっかりと自己分析ができるようになります。
“己の道”に進もうとすると間違いの元になるので、理の天の道に進むこと。僕はど真ん中という表現を使いますが、それができれば自分自身の人生を管理運営できると思っています。

馬場 真一 名刺

日下部この名刺の中心にある点、ここが馬場さんの言うど真ん中ですね。

馬場物事の本質(中心)が空洞化しないようにという意味で、真ん中に点を使っています。点(・)は一次元ですが、二次元にすると漢数字の“一”になり、これだけで始まりと終わりを表しています。終始一貫といいますが、この場合“終わりが先”で、これまでのことを終わらせないと始められない。完了して把握してセットアップして始める。何度も何度もブラッシュアップして螺旋階段のように上がっていくんです。
“一”を大事にして、“止まる”と、“正”の字になります。結果的には、正に近づいていくんです。

日下部今日、初めて馬場さんにお会いしましたが、“正”という字が頭に浮かびました(笑)。“正”が人間になったようなイメージでした(笑)。

馬場僕は“邪”の総合商社のような感じで、問題を抱えながら生きてきましたし、そのときの苦しみを正当化するために小細工もしてきました。でもその度に疲れて、それが原因で僕は病んでしまったんです。
僕のメンターの方に「病気になる理由が分かったら、もう病気は克服できると思うよ」とずっと言われていて、最初は何を言いたいのか分かりませんでしたが、最後の入院のときに“あ、これ最後になりそうだな”と思えて、そこから本当に“病気から卒業”ができたんです。

日下部病気は自分が変わらないと繰り返しますよね。私も自分の講座の受講生には、もとの状態に戻すことではなく、今までの自分と違う世界に導く役割が病気の目的であることを伝えています。

馬場本当にそうですね。訳があってそうなっているので、気付けないと繰り返しますよね。

日下部馬場さんのお名前も“真一”で、真ん中の真という字と、終始一貫の一という組み合わせですから、名前が使命のようですね。

馬場外側に自分が立っていると埋もれていると感じることがありますが、そういうときに本質に立ち返る意味で一を加えると、”埋”が”理”になるんです。

日下部素晴らしい!メンタルコーチをやっている醍醐味はなんでしょうか?

馬場クライアントさんの変化や、それまでの自分から卒業する場面に立ち会えることですね。僕の成果や価値は、クライアントさんの成果なんです。クライアントさんがパフォーマンスや実現力を最大限発揮できるようにするのが僕の仕事ですから。

勝てなかったラグビー部を本気の雑巾絞りで14年ぶりに花園へ導いた

馬場 真一

日下部馬場さんは今個人でお仕事されていますが、ご自身の健康管理はどうされていらっしゃるのですか?

馬場8年くらい前から、精進料理の生活を送っています。くくり的にはオリエンタルベジタリアンで、お坊さんのご飯を常食にしていますが、体調も良く、管理も出来ています。

日下部8年前までは普通の食事だったのですか?

馬場はい。お酒を飲むと止まらないし、周りからは続かないと言われていましたね。
始めた理由は、クライアントさんのど真ん中と向き合うためです。悟まではいきませんが、己をどれだけマネジメントできるか。そういう自分にならないといけないと思って始めました。

日下部いわゆる欲との戦いですよね。ちなみに、ご家族もいるのに食事を精進料理に徹底するというのは大丈夫だったのですか?

馬場実は妻が家庭精進料理研究家としてレッスンをしているので、妻が先なんです。

日下部それはいいですね。奥様が徹底して食事を用意してれるのは有り難いですね。もし奥様がお肉を食べたいという人で、目の前で食べられていたら、継続も難しくなりますから。

馬場妻は体調が悪かったことから精進料理をするようになったのですが、食事を変えてから体調が改善したんです。もともと妻と二人で肉も魚も食べて、お酒もたくさん飲んでいたので、食事って大事なんだと思いました。

日下部外食時はどうされているのですか?

馬場最近はビーガンレストランも増え、検索すると結構出てくるので、あまり不自由はないですね。それから、自分でプチ農園をしています。小屋を作ったので、薪を炊いて、そこで焼き芋を焼いたりしています。

日下部自分達の手で作ったものを食べるというのは理想的ですね。

馬場それから去年までは地元の高校のラグビー部のメンタルコーチもやっていたので、一緒に熱くなっていました(笑)零勝チームが優勝したんですよ。

日下部凄いですね!スポーツの世界でもメンタルトレーニングの重要性は注目されていますよね。

馬場オリンピックでもそうですし、コーチが足りないくらいですね。
ラグビー部で最初に取り組んだトレーニングはまずは今回出したい結果は何か、そしてその理由をみんなでリストアップしてもらいます。“親を喜ばせたい”や“女性にもてたい”とか、いろいろ出てくるのですが、とにかく沢山リストアップします。その後「雑巾搾り」の実習です。
一人の選手に雑巾を絞ってもらい限界がきた頃に、「今、最後の一滴を出そうとしてもらっているんだけど、最後の一滴は出ません。でも出そうとしてください。大事なのは出そうとすること。すべてはプロセスであって、毎回毎回状況に惑わされない自分を作っていくことが大事なんです。決めたら終始一貫した取り組みができるようになってください」と伝えます。

日下部本気を体験させるということですね。

馬場どうやったら本気になれるのか、何が本気なのか分からない人が沢山います。たかが雑巾搾りでも本気になれるんです。その年、その高校のラグビー部は14年ぶりに花園に行くことができたんです。
「人事を尽くして天命を待つ」という言葉ありますが、勝とうが負けようが、出た結果を受け入れるということ。要は人事を尽くせたかどうかが大事なんですよね。
雑巾搾りの最後の1滴は出ない。でも出そうすることで人生の価値を高められる人になってほしいんです。優勝できるチームになれば絶対に優勝すると決まっているのですから。でもチームの一人一人全員が優勝することを決めていなければ優勝はできませんので、腹を決めるための“腹決めゴール設定”を3か月かけてやりました。
始まりが終わりであり、始まった段階でゴールは既に決まっていますので、やると決めている人は8割方上手くいくんです。

日下部確かにそうですね。

馬場毎日の行動は、”花園に行く俺”かどうかなんです。カウンセリングをしていて面白いのが「この1週間は彼女に何回も会っていたので”花園に行けない俺”でした」とか言うんですよ(笑)

日下部可愛いですね(笑)

馬場現場をみていて感じたのは“あることの幸せ、あることの不幸せ、ないことの幸せ、ないことの不幸せ”です。両親が揃っている子もいれば、片親の子もいて、普通に生活している子もいれば、貧しい中で生活している子もいる。ラグビーとは関係ありませんが、誰にも言えない悩みを話す時間を確保したことで、それが潤滑油になって前に進むことができたのは良かったですね。僕自身も関わることができてすごく良かったと思っています。

日下部心を開くって大事ですね。

馬場本当に言えないことは、みんな自分で抱えたままなんです。適当に小出しにしている部分もありますが、心から正直になれる時間を確保していけたらいいなと思っています。

日下部最後に今後目指していることを教えてください。

馬場僕自身はまだ始まったばかりです。自分の辿り着きたいゾーンがあるので、そこは息を吸って吐くように自然に出来るようになりたいですね。これからの道は、いろいろな方の出会いによっても変わっていくと思っていますので、自分の内側を整えていくことを粛々とやっていきたいと思っています。

日下部今日は本当に素晴らしいお話をありがとうございました。

馬場 真一・日下部淑美

日下部淑美からひとこと

終始一貫、終わらせないと始まらない、そして始まったと同時に終わったも同じ。一貫して物事を本質でとらえ、ブレない自分であれば、必ず自分の望むところに手が届く。
今回のお話を聴いて、自分の道は自分次第だということを教えていただきました。本気で取り組む過程の大切さ、本気とはどういうことなのか。私達はついつい自分に甘くなりがちです。見つめるのは常に自分のど真ん中。内観に日々取り組める自分でありたいですね。

会社データ 関連リンク

サステナブルズ

山口県萩市椿東1368

代表者:馬場 真一

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