身体年齢を数値化することで世の中の価値観は変わる

ヘルスグリッド(株)
代表取締役社長
部坂 英夫
ヘルスグリッド(株)
取締役
服部 知己

身体年齢を割り出すアルゴリズムで特許を取得し、科学的根拠に基づく健康指標を提唱するヘルスグリッド社。部坂社長と服部取締役に身体年齢が世の中にもたらす、新しい価値観について伺いました。

実年齢58歳で身体年齢は36歳!
独自のアルゴリズムで特許取得

部坂 英夫

部坂 英夫(へさか ひでお)

野村證券33年、HS証券3年を経てヘルスグリッド代表取締役社長に就任。特許取得の「生体情報を数値化する技術」から算出される「身体年齢」で人々の価値観を変える事により世界を変える企業を目指す。野村證券時「お客様が選ぶ資産運用コンサルタント」に選出された時のコメントは「幸せへの近道は身近な人を幸せな気持ちにさせること」

日下部社長が何度か変わられ、部坂さんの代で本格的に事業モデルが確立して黒字化されたようですが、これまでと何が違っていたのでしょうか?

部坂自分はもともと野村證券で企業のコンサルを14年間していたのですが、僕が携わっていたベンチャー企業案件の中の1つが、ヘルスグリッド社だったんです。当時は赤字だったのですが、ネットワークを活用し増資したことで、会社が息を吹き返し回り始めました。

日下部お金は大事なんですね。

部坂そうですね。赤字の会社には銀行は100年待っても貸してくれませんからね。当社は生体情報を数値化する技術で身体年齢を算出できる特許を持っていたのですが、営業活動ができておらず、ビジネス化が上手くいっていませんでした。それで大量に資本を集めて動かそうということになったのですが、自分にも資本金を集めた責任がありましたので、2015年12月に自分が社長として就任しました。

日下部服部さんがこちらに就任したきっかけは何だったのですか?

服部部坂からのオファーです。もともと同じ証券会社にいたこともあって、声をかけてもらいました。

日下部健康に関わるビジネスにはもともと興味があったのですか?

服部健康という切り口には興味がありましたね。さらに資本金も集まり、ビジネスの拡張性が高いと判断できたので、一緒に取り組むことを決めました。

日下部このようなビジネスに関わるようになって、ご自身の健康意識も変わったのではないですか?

部坂そうですね。名刺にも載せていますが、自分は実年齢58歳に対して身体年齢36歳なんです。

日下部すごいですね!22歳も若い!

部坂そうなんです。この身体年齢を割り出すアルゴリズムが弊社の特許なのですが、もともとヘルスグリッドの前進の会社である、フィールファインで50億円をかけて開発し、特許を取得しました。
この当時、丸の内にクリニックやフィットネスクラブがあり、OLやメタボの方の3ケ月間の健康データを蓄積してきました。通常のベンチャーでは計画を立てて、データを蓄積するまで何年もかかるところですが、弊社ではすでに独自のアルゴリズムで数値化までできるようになっているわけです。世界的にみても健康を数値化するというのは、BMIやメタボ判定用の血液の数値しかなく、生体情報を数値化する技術で特許を取得したものはないんですよ。

服部 知己

服部 知己(はっとり ともみ)

銀行を振り出しに産学ベンチャーの経営、バイオベンチャー、証券会社を経て、ヘルスグリッド株式会社の取締役に就任。CFOとして管理部門ともに海外を中心とした新規事業の開拓を担当する。体を動かすことと同時に食べることも好きなため、そのバランスを取ることを課題としている。

日下部言われてみればそうですね。

部坂世の中には病気かそうでないかという判定しかありません。病気でない人はカテゴリでいうと全員健康なんですが、病気になりそうな人と本当に健康な人ではかなりの違いがあるので、それが数値でわかれば、病気になる前に改善できるわけです。
例えば、健康な人なら1日8000歩を歩けば十分といわれますが、メタボの人の場合、同じ歩数でも0.43倍しか効果がないため、倍以上歩く必要があります。メタボな人は倍の努力が求められるとすると、単純に4倍歩く必要があるのですが、足腰を痛めるのでそれは無理なんですよね。それくらい病気直前の人が健康状態を良くするのは、通常の人に比べると大変なんです。
世界的にみても、病気になってから治療をしたり、何かを処置をするようでは医療制度が破綻するといわれており、病気手前の人の意識をいかに変えていくか、時間とお金をかけてでも健康寿命を延ばすことに精力的に取り組んでいます。

日下部このシステムが本領発揮するタイミングになったわけですね。
最近は測定技術が上がり、スポーツクラブでも体脂肪率や筋肉量などを測定し、その数値をもとに運動プログラムを作っていますので、体の状態を数値で示すというのはニーズがあると思うのですが、差別化ってなんでしょうか?

部坂実は僕も体組成計を家で使用していますが、身体年齢43歳になるんです。でも誕生日が1日過ぎると他の条件が同じでも44歳になってしまうんですが、弊社が開発したアルゴリズムでは筋力アップすれば身体年齢に反映されるので納得性は高いと思われます。
僕は名刺に自分の身体年齢を載せていますが、少なくとも自己管理は出来ていると思っていただけるようです。エグゼクティブの方などは自分も載せたいとおっしゃいますよ。

日下部それはきっと実年齢より若い結果の方ですよね?

部坂そうです。実際にエグゼクティブの皆さんは健康管理ができているので、お腹は出ていないし、筋肉もしっかりついている。食生活も気にされているので、身体年齢は実年齢より若くなりますよね。

日下部服部さんは測定されたのですか?

服部僕はずいぶん前に測定しましたが、お腹が出ているので実年齢より上がってしまいました(笑)ジョギングもしていますし、筋肉量もあるのですが、お腹が引っ込まないと年齢は下がらないですね。

日下部そうなんですね。でも実際にアスリートのように運動していても、お腹が出ている人はいますよね。

部坂以前、41歳のアスリートの方が測定したら、お腹が出ていたせいで身体年齢が40歳だったんです。筋力にも自信がある方だったので、かなりショックを受けられていました。それから次回測定の4か月間、ダイエットに自ら取り組んでウエストが11㎝減り、身体年齢は28歳になったんです。この方、人生が変わったっておっしゃっていました。もし独身だったとしたらきっと結婚もしていると思います。(笑)

部坂社長名刺

日下部食事を変えて体型が変わり、運勢まで変わった人は多いですね。健康度が高い方が運も引き寄せますよね。

部坂我々はエビデンスに基づいたデータ情報を提供をするだけで、強制的な食事制限を求めたり、健康に関する指導などもしないのですが、情報が自分の意識を変えて自然に改善に取り組むようになるので、ストレスもなく効果をあげているんですね。我々はライザップを超えたと言っています。(笑)

確定拠出年金との連携で健康維持を促進
就活や婚活、ブラック企業の予防にも

日下部淑美

日下部 淑美(くさかべ よしみ)

BODY INVESTMENT代表
フードエリート / 真実の予防医学食研究家 / 管理栄養士

プロフィール

日下部これからの展開が楽しみなシステムですが、手ごたえも出てきているようですね。

部坂そうですね。確定拠出年金との連携で企業が導入し始めています。これは実年齢と身体年齢の差を金額に置き換え、その分の掛け金を会社が負担するという仕組みになっています。
社員側もインセンティブがあれば健康維持に努める方も増えますし、今後の医療費削減にもつながります。
また、国も厚生年金が減っていく可能性が高いため、拠出年金を増やしていきたいと考えています。会社の福利厚生としてジムの会員費を払うより、身体年齢を出して成果のあった社員にインセンティブを支払う方が、より効果的であると評価されています。

日下部保険は健康な人には恩恵がないものですが、これは健康で身体年齢が実年齢より若い人が、年金としてインセンティブが受け取れる仕組みなので、ともて良いですね。このシステムはどうしたら導入できるのですか?

部坂システムをインストールしてもらうだけで、何人使用しても1セット5万円/月です。

日下部それは安いですね!

部坂測定できるとしても1日20人くらいなので、大企業で人数が多い場合はセット数を増やして導入してもらっています。
就職活動の際、実年齢ではなく身体年齢であれば、面談の可能性も広げられる。それから最近の女性は40歳と言っても、30代みたいな方も多いので、婚活にも使えると思っています。

日下部来年は本当に楽しみな年になりそうですね。

部坂筋肉と健康に相関があるのは証明されていますが、健康診断では筋肉量は測定しません。
このシステムは、痩せていても筋肉が無くてはダメなんです。筋肉を意識していれば、様々な病気の予防にも繋がる。身体年齢が浸透することで、世の中が本当に良い方向に変わると思います。
それから、管理職の評価にも使えます。業績を上げた部署でも、身体年齢が悪ければ、それは部下に無理をさせて、継続的に業績を上げていけるやり方ではないと考えられるため、ブラック企業予防にもなるわけです。

日下部私も部署ごとに健康管理者のような人を置く必要があると、以前から思っていました。管理するというより、数値化して意識改善が自然と出来るのはよいですね。

生体情報を数値化する技術で世界を変えていきたい

部坂&服部

日下部部坂さんは身体年齢が22歳もお若いですが、何かトレーニングをされているのですか?

部坂家で筋トレを少しやっています。あとは歩くことを意識していますね。すぐに猫背になってしまうので、そうならないよう壁に背中をピタッとつけて、手の親指を外側にして肩を開き、その姿勢で歩幅を広めにして歩くようにしています。歩幅は身長の0.4倍が理想的ですが、計算が面倒なら身長引く100㎝でもよいです。

日下部私は170㎝なので70㎝の歩幅ということになりますが、これはかなり幅ありますね。急いで歩いているときでないと難しい幅です。

部坂そうなんです。これを意識して歩くとかなり違いますよ。姿勢をよくするだけで腹筋も背筋も鍛えられますし、階段も使うようにしています。それから体をひねるのも大事なので毎週ゴルフに行ってひねっています。

服部僕はジョギング10㎞を週に2回くらいやっています。でも飲んでしまうのでなかなかお腹がね(笑)

日下部今はお二人とも仕事が楽しいようですが、ストレスはいかがですか?

部坂・服部証券会社にいたときはストレスが多かったですが、今はあまりないですね。

日下部ストレスの解消法は何かありますか?

部坂毎週土曜日はゴルフで、日曜日は妻とデートです。ランチの予約をして妻と食事に行くようにしています。

日下部いいですね~。デートいう表現をいつまでも使えるのも素敵です。

服部僕は子育てもあって、部坂さんのようにはいかないですが、運動や人と会ったりすることでストレスを解消しています。あとはお酒かな(笑)

日下部お二人とも自己管理ができているんですね。

ボディスコア

部坂日本では健康診断を受けているのは全体の4割で、その多くはサラリーマンの方。そうでない残りの6割の方のうち、2割の方が医療費を沢山使っているといわれています。勤めていない人の健康管理がなかなかできていないのが現状ですが、調剤薬局や整体院などがその役割を担って、筋肉量の検査や自己採血ができるようになったら良いと思っています。
サプリメントも実年齢で「50代からのサプリ」のような記載はありますが、身体年齢には差があるので、もっと個人に合わせたものを提案できるようになるのではないでしょうか。

日下部食事内容なども意識されていますか?

部坂夜だけ炭水化物を控えめにして、それ以外は普通に食べます。お酒はあまり飲まないですね。

服部僕も夜はあまり炭水化物を食べないようにしていますが、お付き合いで飲む機会が多いので、一杯ではなく、いっぱい飲んでしまいます(笑)

部坂どんなことでもほどほどに継続できることがいいですね。

日下部これからの展望を教えてください

部坂生体情報を数値化する技術で世界を変えていきたいですね。具体的には、医療以外で一番大きなマーケットであるダイエットの分野で、身体年齢を若くすることに努力した人が報われる仕組みを作りたいと思っています。人の意識を変えることができる身体年齢で、世の中の活性化を図るお手伝いができれば嬉しいです。

日下部数値は世界共通言語ですからね、海外展開もできますよね。

部坂そうですね。是非世界基準にしていきたいと思っています。

日下部これからの展開に期待しています。ありがとうございました。

部坂英夫・日下部淑美・服部知己

フードエリートからひとこと

健康と一言で言っても、様々な指標があります。
何を自分が取り入れるかは自由ですが、個人の意識に加え国や企業ともに“人”のあるべき状態を守るという意識が求められる時代なのかもしれません。自分の身体は自分でしか守れません。結局、何をするにも体が資本ということなのでしょう。自分のためのこれからの人生をどう生きるか、またビジネスで世の中を変えたいという場合も、それは“人”次第ということなんでしょうね。
みなさまにも元気で健康な体を守ってもらいたいですね。

会社データ 関連リンク

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代表者:部坂 英夫

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