自分が納得できる料理を出したいから、化学調味料は使わない。

株式会社ベビーピュア 代表取締役

渡邉 敏行

中国から日本へ渡り、製薬会社に就職。その後「健康中華庵 青蓮」を起業した渡邉社長。美味しいだけではなく、日常食ならではの健康に配慮したメニューが数多くの人々から支持されています。

独立したいという強い気持ちがあり、何をするか決める前に退職

渡邉 敏行

渡邉 敏行(わたなべ としゆき)

中華レストラン経営・フランチャイズ事業を行う。自分を育ててくれた日本と中国、2つの文化を繋げる事業をゼロから創ってみたいという思いで起業し「健康中華庵 青蓮」を2003年に第一号店 東戸塚店を開店してから現在33店舗を展開している。

日下部健康中華・青蓮を創業された時のきっかけを教えていただけますか?

渡邉20歳のときに中国から家族で日本へ移住して、最初は横浜の中華街でアルバイトをしていました。そして父親と家族で中華屋の1号店、2号店をオープンしました。1号店は父が、2号店は弟が店を切り盛りしており、私は大学に通って卒業後は武田薬品に入社したのです。数年たってこの先自分でも独立して何かしたいという気持ちが湧いてきて、まだ何をするかはっきり決めるまえに退職してしまいました。

日下部独立するときは借金も抱え当時は経営も必死で厳しかったと伺いましたが、その時はどのようなモチベーションで経営されていましたか?

渡邉モチベーションとか言っている場合ではなく、やるしかない、成功するしかない、ハングリー精神があればなんでもできると思って働いていました。日本人のビジネスマンはモチベーションとか言う人がいますが、それはきっと余裕があるから出る言葉なのだと思います。
私は福建省の出身で華僑になります。実は福建省出身の方は成功者が多いのです。ここでは「故郷に錦を飾る」という想いが強いのです。あまり良いことではないかもしれませんが人の評価の基準にもなってしまっています。

日下部武田薬品におられましたが、日本と中国の薬についての考えなど違いはありますか?

渡邉薬はやはり効くものではりますが、中国ではもともと西洋の薬を飲むというより漢方ですね。中国は医食同源の考え方ですのでやはり食事が基本です。

化学調味料を使用しないことにこだわる理由

日下部淑美

日下部 淑美(くさかべ よしみ)

BODY INVESTMENT代表
フードエリート / 真実の予防医学食研究家 / 管理栄養士

プロフィール

日下部青蓮では健康中華として化学調味料を使用しないことにこだわっておりますが理由を教えてください。

渡邉既製品の調味料などはすでに化学調味料が含まれているものもあるので全て排除は難しい部分もありますが、あきらかに化学調味料というものは使わないようにしています。中華街で働いているとき、上司に言われたことは「日本人は味がわからない」って言われたんです。「日本人は料理をわかっていないから何をだしても美味しいと言う」と。
チャーハンを炊飯器で作られていても、食材が新鮮でなくてもわからない人が多いと。本格的な調理にこだわらなくても問題ないって思われているのですよ。
私はサラリーマン時代には、接待なども多かったので高級ホテルなどで食事をすることが多かったのですが、その時の料理ほとんどが薄味でした。しかし、一度、有名な街の中華料理屋で食事をしたあと、昼寝をしたのですが夢の中で吐くような気分の悪い思いをしたことがありました。
普段あまり食べないような調味料などが私の体にこたえてしまったんでしょうね。食べたときはなんでもなかったですけど(笑)
ですので、私がお店を経営するなら、予算の範囲の中で、できるだけ体に負担になるようなものを避けたいと思ったのです。
これはあくまでも私の基準でのビジネスモデルです。他の飲食店もそれぞれ企業として利益を出してビジネスをしているわけですから、何を提供するかについて僕は何も思わないです。お客さんが選ぶのであればそれでいいですよね。
あとは、やはり自己責任だと思います。自分で「何を選ぶか」ですよね。

日下部中国内の飲食店では化学調味料を使う習慣はあるのでしょうか?

渡邉敏行

渡邉中国の料理は基本は家庭料理ですから化学調味料は使いません。現在、中国でも都心であれば、お店によって、様々なお店が増えているので、もちろん使用している店も多くなっているでしょうね。
でも、中国ではアトピーの人はいないですし、花粉症もないんですよ。あんなにPM2.5とか言われているのですが(笑)逆に日本は除菌、除菌で、キレイにし過ぎて抵抗力がなくなっているのかもしれないですね。

オーガニック・レストランがうまくいかないのはビジネスモデルの問題

日下部淑美

日下部最近、日本では健康志向の人も増え、カラダに優しい飲食店も増えていますが経営が難しい店が多いのが現状です。渡邊社長はそれについてどう思いますか?

渡邉オーガニック・レストラの看板を掲げているお店はなかなか営業が続かないお店が多いと感じます。健康的であればあるほどコストが上がってしまう。商売として成り立たなくなってしまいます。
私は、ビジネスモデルに問題があると思います。求めているお客さんが少ない、その上価格が高い。中身が良いのは分かるけどそれを食べなくても、すぐ何か病気になるわけではありません。お店が続かないのは客さんのせいではないですよね。ビジネスモデルに問題があると思います。出店する場所があっていないとか。
私は中華料理店をやっていますが、周りからうどん屋とか、ラーメン屋が儲かるとよく言われました。でも、それらは料理に青菜がないんですよね。肉と麺だけです。
中華は野菜が多いです。人間はいろんなものを食べて育つものですから、儲かると言われても全く興味なく、私は自分でやりたい中華料理を選んだわけです。また、私は、出店する場所はビジネス立地と決めています。
そうするとランチのニーズも高く、夜は忘年会や接待などで利用してもらえるのです。

日下部中華の良いところは食材が豊富で野菜をふんだんに使うところですよね。

渡邉うちのお店の注文食材は1000~2000種類もあります。非常に多くの食材を使用しています。油も少しでもよいものを使用しようと心がけていますので料理も重くないんですよね。
おそらく普通の飲食店だと注文食材は100~200種類程度ですかね。食材が多いということは効率が悪いので、原価が上がりやすいというデメリットもあります。それでも、自分が儲け主義でビジネスをしたいわけではありませんので、自分が納得できる料理を出来る範囲で提供しているわけです。
そのお陰もあって、中華屋のランチでも女性客に多く利用してもらっています。

健康中華庵 青蓮 料理

日本の良いものは中国でも絶対に支持者がいる

日下部渡邊社長は、ビジネスバランスがとてもいいですよね。ランチはお手頃でしかもヘルシー感もあるので女性もターゲットにもなりますし、もちろん、中華店らしいボリューム感もしっかりあるので男性はもちろんターゲットになっている。こだわり過ぎず、でも軸はブレないという、すごくいいバランスだと感心しております。
私は、食事の指導をしているので、よくどんなお店に行けばいいのかということを聞かれるのですが、同じ中華なら「青蓮」のようなお店を選ぶように勧めたいですね。

日下部将来の展望はありますか?

渡邉私は日本の良いものを中国に持っていきたいと思っています。
根底は日本も好き、中国も好き。仲良くなってほしいと思います。
日本の良いものは中国でも絶対支持者がいます。日本の良いものを一緒に紹介できるようにコラボレーションできたら嬉しいですね。(握手)

渡邉敏行・日下部淑美

フードエリートからひとこと

中国には「医(薬)食同源」として、日頃からバランスの取れた美味しい食事をとることで 病気を予防し、治療しようとする考え方があります。「健康中華庵 青蓮」も、渡邉社長のこだわりで、美味しいだけではなく、日常食ならではの健康に配慮したメニューであるべきだという考えのもと、中華料理を通じてお客様が感動や喜びを感じられるように目指しています。
化学調味料不使用で身体にやさしい逸品へのこだわりが感じらる中華料理店で、しかもリーズナブル。外食が日常になっている現代だからこそ、自分の選択次第で健康にも害にもなるものだとつくづく感じます。
すべては自己責任。よりよいこだわりを自分も持ちたいものですね。

会社データ 関連リンク

株式会社ベビーピュア

神奈川県横浜市保土ヶ谷区岩井町1-7 アーバン保土ヶ谷駅ビル5F

TEL: 045-332-7675 / FAX : 045-332-5767

代表者:渡邉 敏行

公式サイト

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