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【Vol.003】食と身体を整えて運命を切り開く術

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■BODY INVESTMENTメールマガジン【Vol.003】 ビジネス、食、カラダ、マインドなど多方面から役立つことを発信! パーソナル健康投資マガジン。

発行日:月2回(新月、満月)

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■食と身体を整えて運命を切り開く術
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こんにちは。食と身体を担当する管理栄養士の日下部淑美です。

最近は「糖質制限」ダイエットが盛んに言われていますが穀物というのは陰陽の 分類でいうと中庸に近い食べ物の代表です。 体が一番安心できる食べ物ということになります。

中庸に近いといっても種類によって陰と陽に分けることができます。

秋から冬にかけて食べてほしい穀物と、暑くなる春から夏にかけて食べてほしい 穀物は違ってきます。 さらに自分の体の体質によっても違うのです。

では、秋から冬におススメなのはなんでしょうか?

答えは「お米」です。中でも玄米です。 玄米が苦手な方は分付や胚芽米でもいいので栄養のあるお米を是非摂ってく ださい。

春に稲を植え、夏の太陽を沢山浴びてエネルギー一杯の状態で秋に収穫され るお米は寒い冬に備えた食べ物と言えます。 逆に秋に植え寒い冬の少ないエネルギーで育ち春に収穫の時期を迎える小麦 は夏の暑い時期にさらっと食べられるそうめんなど体に熱を溜め過ぎない働き があります。

ですから、これから寒くなればなるほどお米がよく、更には生きたエネルギーを そのまま持っている玄米が体を温めてくれる食べ物となります。

「糖質制限」で体調を崩す人、「玄米菜食」で体調を崩す人、それぞれです。 自分のタイプをしっかり把握し、自分にあった食事をしましょう。 何事も『過ぎたるは及ばざるがごとし』です。その逆も然り。 ほどほどが丁度いいのです。

●【最新ニュース】 今回はニュースではないのですが、興味深い記事を見つけたのでご紹介します。

『私たちがん研究者は、間違っていました』 第1回 なぜ、我々はがんに勝てないのか?

この見出しは日経メディカルオンラインで見つけた連載記事です。 どうですか?とても興味深いですよね。只今Vol3まで連載がされています。 内容の全体像が知りたい私は、待ちきれず本を購入しました。 興味のある方は連載を読んでみるのも面白いと思います。

●【秋は五行で「金」】vol2 新暦でいう秋とは9月~11月のことを指します。

五行というのはいろいろなものを分類することができます。 例えば色でいうと「金」の色は「白」になります。 また味覚でいうと「金」は「辛」になります。 この季節、ちょうどそれに該当する食べ物が出回ります。

白くて辛味のあるものとは何でしょうか?

それは、玉葱、大根。

秋の季節の食卓には沢山登場して欲しい食材になります。 食事の中に摂り入れていくと肺・大腸系や呼吸器・免疫系などを整えてくれる ので秋に代表する「秋刀魚の塩焼き」などにはたっぷり大根おろしを添えてくだ さいね。 前回は肺に共鳴するのが蓮根というお話をしました。 蓮根も呼吸器に効果のある食材ですが 玉葱もとても効果があると言われています。 咳込んで眠れないときには、玉葱の皮をむき、縦半分に割ります。 それを枕元に置いて、そのまま眠ると朝まで熟睡できるとおばあちゃんの知恵袋 的に言われています。半信半疑でも試してみる価値がありそうですね。

●【秋の旬食材】~れんこん~

れんこんは、穴が空いていることから「先が見通せる」ということで慶事に使われ たりますよね。 れんこんの善し悪しは、この穴をみてください。 真ん中に1個の穴、そして周りに8~9個の穴がバランス良くあれば、健やかに 育った証拠です。

★簡単レシピ【れんこんのきんぴら】 (材料)れんこん、ごま油、醤油:みりん(1:1)、水(25~50cc)、赤唐辛子 (輪切り)少々 れんこんは皮を剥き、スライスする。フライパンにごま油を入れ赤唐辛子少々と れんこんを入れさっと炒める。水少々とみりん、醤油を入れ水気がなくなってきたら 出来上がり。器に盛ったらお好みで白炒りごまを散らす。

著者:日下部淑美(管理栄養士&自然治癒力研究家) 製薬会社の研究所、医薬品における臨床試験の業務を経て、管理栄養士として 独立。生活習慣病の予防改善のための指導や、セミナー講師を行い多くの人の ダイエットや数値改善に成功。またレシピの提供や、身体に備わっている自然治 癒力を引き出すための食生活など多義にわたって指導している。

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■BODY INVESTMENT シェア・リーディング!
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 速読ストーリーコンサルタントが読書を通じて、多くの学びや気づきをシェア(共有) するコラム

モチベーション3.0 「持続するやる気!」をいかに引き出すか

作者:ダニエル・ピンク [訳]大前研一 出版社:講談社

速読ストーリーコンサルタントの徳武英章です。前回のシェア・リーディングでご紹介 しました『4つのエネルギー管理術』のに引き続きビジネスパーソンにとって、もっと もコントロールできているようでできない「情動のエネルギー」に関連した本をご紹介 したいと思います。

本のタイトルは邦題で『モチベーション3.0』、原題は『Drive』というタイトルです。

すでに著者はコンサルタントとして活動しながらもクリントン政権でゴア副大統領のス ピーチライターなどを務めた実績のあるダニエル・ピンクです。ご存知の方はいるかも しれませんが、『ワシントンポスト』、『ニューヨークタイムズ』『ハーバードビジネ スレビュー』でも記事を書く人気の作家さんで、近年は『ハイコンセプト』というタイ トルで世界中のベストセラーを出されています。今回のタイトルについては翻訳をされ た大前研一さんが冒頭説明しているのでご紹介します。

<モチベーション3.0>とは何か? コンピューター同様、社会にも人を動かすための基本ソフト(OS)がある。

<モチベーション1.0> 生存(サバイバル)を目的とする人類最初のOS

<モチベーション2.0> アメとムチ=信賞必罰に基づく、与えられた動機づけによるOS。ルーチンワーク中心の 時代には有効だったが、21世紀を迎えて機能不全に陥る。

<モチベーション3.0> 自分の内面から湧き出る「やる気!」に基づくOS。活気ある社会や組織をつくるための 新しい「やる気!」の基本形

著者は原始時代は空腹を満たしたり、生殖本能に基づくものであった。<モチベーショ ン1.0>その後、工業化社会になってサラリーマン社会ができれば、アメとムチで駆り 立てられた<モチベーション2.0>、そしてOS のように人間を支配する決まりが次第に 機能しなくなり、モチベーションとは何か?を再び問わなくてはいけない時代が来たと 言っています。

現代社会を駆り立てているものは何か?これが<モチベーション3.0>である。

多くの人たちにとってモチベーションという言葉は頻繁につかっているかと思いますが、 意外と同じ職場や趣味の仲間の中でのモチベーションはいろいろだと感じる時がある かと思います。

サラリーマンがすべて悪いとは言いませんが、20世紀の高度経済成長の中でお金を 稼ぐことが目的で、そのお金をいかに所有しているかがステータスになっていたことは 感じているかと思います。

デジタル革命によってもたらされた急激な進化は、まさに今までの価値を壊してつき 進んでいます。

今回の本を書くにあたり、様々な専門家にインタビューをして、「やる気」の分析をして いますが、私自身もつねに「やる気!」を持続できるのかを頭の中で考えてしまって います。 この「やる気!」を自分に出させるためにご褒美や目標達成を促したりしますが、 いずれも持続できずに果ててしまう場合が多いのです。

本書の中ではこの「やる気!」を客観的に分析した結果、「アメとムチが通用しない理由」 や「コントロールを手放す方法」、「報酬がモチベーションにつながらない」ことなどを 専門的に分析して、そのための対処法を投げかけてくれています。本書を読む前から 関連書として読んでいたチクセントミハイの『フロー体験 喜びの現象学』(世界相思社) が参考にもなっていますが、 いかに子供時代の時に無意識になって遊んでいたころを体験できるかで、「やる気!」 の持続も変わると言っています。

極端に情報やテクノロジーに依存してしまうと何も考えずパソコンの前で仕事をしてしま う時がありますが、その時の無意識とは違い、ただ自由に好きな事をするということの 喜びを自分で考えて、それを仲間と共有できるのかが重要だと言っています。 例えると公園の砂場で友達と町や山を作ったりしているときはまさしくその状態かと 思います。 しかし、これを仕事やダイエット、習慣に置き換えるとなかなかできないことがあります。 その解決策を本書はキーワード解説や参考文献を紹介しながら親切に解説してくれます。

私自身、依存していたことでとくに印象的だったポイントとして「アメとムチが通用しない 理由」を皆さんにもシェアさせていただきます。

「アメとムチの致命的な7つの欠陥」 1. 内発的動機を失わせる 2. かえって成果が上がらなくなる 3. 創造性を蝕む 4. 好ましい言動への意欲を失わせる 5. ごまかしや近道、倫理に反する行為を助長する 6. 依存性がある 7. 短絡的思考を助長させる

著者:徳武英章(速読マスター&ストーリーコンサルタント) 映画やドラマの製作投資のための企画開事業会社を経て、現在は海外のコンテン ツマーケットに向けたコンテンツ投資コンサルティング事業会社を経営。同時に次 世代のビジネスパーソンやクリエイターに向けた速読&ストーリー講座を主宰

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■実録!WEBデザイナーの介護奮闘記
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[その2]いよいよ介護デビュー!その前に・・・

前回「すっかり涼しくなりましたが、皆さんお元気でしょうか?」と出だしで書きま したが、季節はずれの暑さが戻ってきましたね。 せっかく夏物をしまったのに、翌日からまた暑くなって「キーッ(怒)!!」となっ ちゃたりしていませんか?えっ?なっていない?もしかして自分だけ? (前回と同じオチですいません:笑)

●清美ちゃんが病気になった理由とは!? さて、前回は母、清美ちゃんが受けている介護認定とパーキンソン病について、 ご紹介しました。そして今回はいよいよ介護デビューの話へと続くのですが、その 前に清美ちゃんがどうしてこのような病気になってしまったのか、自分なりに推測 したいと思います。

まず、清美ちゃんは若いころNTT(昔は電電公社と言った!)に勤めていて、そこ で父と知り合い結婚し、3人の子供をもうけました。 本当に仕事好きで、産休もそこそこに、夜勤や泊まりこみで仕事をこなす筋金入り のキャリアウーマンでしたが、家にいるときは躾に厳しく、例えば、

・食事は子供が嫌いな健康食&おやつに甘いお菓子を与えない!(今では感謝   してます) ・掃除は子供達の役割。手抜きorサボればお小遣いなし!(労働の割に合わない   金額) ・門限(夕方5時)を過ぎたら家には入れない!(何度も外で一晩過ごしました)

等々、基本的に神経質な性格なので、何かにつけてはガミガミと叱られていたの を覚えています。 あ、さらに秀逸なエピソードで、勉強しないでテレビばかり見ていたら、テレビの コンセントをペンチで根元から切るという暴挙にでたこともありました(笑)。

●父の存在 ここまではどこにでもよくいる?「子供の天敵のような母親」の話ですが、さらに 清美ちゃんのストレスを増幅させていたのが父でした。 父は若いころからうつ病を患い、1年うち半分は家で寝込んで、残り半分はなん とか仕事に行くという生活を定年まで続けました。気を紛らわせるため、酒を 多量に飲んでアル中になったり、自ら命を絶とうと試みたことも何度もありました。

普通の会社ならこんな社員はとっくにクビだと思いますが、こんな状態でも父が 定年まで勤めあげられたのは、NTTが大企業であり、法定雇用率みたいなもの があったからだと思います。(本当に感謝!)

しかし、父は定年を迎えると躁鬱の症状が激しくなり、特に躁状態のときに、 言動や行動で周りの人に迷惑をかけるようになりました。薬も飲もうとせず、 症状はどんどん悪化し、当時実家では清美ちゃんと妹が父の面倒をみてい ましたが、2人ではもう手に負えない状態までひどくなっていました。

そんなある日、父は自分の退職金を銀行から全て引き出し、家を飛び出しま した。 後でわかったことですが、日本全国を旅しながら豪遊し、使いもしない数々の 家電や車(外車!)、更にはお墓まで、家族に何の相談もなしに購入しまくり、 ようやく父を見つけ出したときは、退職金のほとんどを使い果たしていました。

その時の父は悪びれる様子もなく、普段の大人しい性格が嘘のように饒舌で、 攻撃的な人間に変貌しており、顔つきまで変わり果てていました。 すぐに精神病院へ入院させましたが、気丈な清美ちゃんも、そのときはさすが に心が折れたようです。

父はその後、何度も入退院を繰り返しましたが、なかなか精神状態は安定せ ず、数年が過ぎていきました。その間も清美ちゃんは献身的に面倒を見続け ていました。 ある時、清美ちゃんに「何でこんなに大変なのに一緒にいるの?離婚すれば いいのに」みたいなことを言ったことがあります。

清美ちゃん「何でだろうね・・・自分でもわからない」 自分「夫婦にしかわからない愛情みたいなものがあるの?」 清美ちゃん「そんなものない。でも自分が見放したら生きていけないでしょ。 ボランティアよ(笑)」と。

その後、父は入院中の誤飲が原因で肺炎にかかり、半年以上の入院を余儀 なくされた結果、退院したときは認知症になっており、家族では清美ちゃん以外、 誰の顔も覚えていない状態になってしまいました。 食事は胃ろう(腹壁を切開して胃内に管を通し、食物や水分や医薬品を流入 させ投与するための処置)となり、着替えや排泄も自分ではできないため、 要介護「5」に認定され、清美ちゃんの負担は更に増えていったのです。 清美ちゃんがパーキンソン病を発症したのは、ちょうどそんな時期でした。

今回はここまで。ちょっと話が重かったですね。さて、次回はいよいよ待望の 介護デビュー!の話までいけるといいんだけど・・・。乞うご期待!

著者:坂本隆広(デザイナー&WEBコンサルタント) デザイン・WEB制作・システム開発会社の役員兼ディレクター兼クリエイターを 経て、独立。最近は仕事が辛くなってきたので、楽して稼げる仕組みを模索中。

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●○ MOON ダイアリー ○●   日下部淑美
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明日は満月。 ここ数日甘いものやこってりしたものが欲しくないですか?(笑) 満月の時期はこれらが欲しくなりやすい時期。体に溜めこみやすい時期でもあるの で気をつけてくださいね。 プロポーションを保ちたいなら、ぐっと我慢の時期です。

満月の時期は、新月に立てた目標について一度振り返って見直しをしてみる時期です。 目標に向かって進んでいますか? もう一度自分を見つめてみるチャンスです。 満月は、10月19日8:38です。

 

 

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